自分の体を見て、「こりゃヤバイ！」と思うことってありますよね。

「この夏、スーツがどんどんきつくなってることに気づいてしまった。薄着になっている自分の体を見て、“こんなの僕じゃない。やめよう”と思ったんだ」 と話すのは、アメリカの人気司会者、アンディ・コーエン。先日、とてもシンプルな方法で5.4kgもやせたことを明かしました。

7月半ば、アンディは自身のトーク番組『Watch What Happens Live』でお酒をやめると宣言。その結果、「5.4kgやせて、食べる物にもかなり気をつけている」と言います。

禁酒は減量につながるの？

飲酒量を減らしたり、禁酒することで体重が減る、と主張するのはアンディだけではありません。「アルコールを飲むと余分なカロリーを摂取してしまいます。飲酒をやめ、ほかの食べ物やカロリーのある飲み物を摂らなければ、摂取カロリーを低く抑えられます」と説明するのは、登録栄養士のジェシカ・コーディングさん。健康のための習慣をまとめた『The Little Book of Game-Changers: 50 Healthy Habits For Managing Stress & Anxiety』の著者でもあります。

また、飲酒は食べ方にも影響します。自制心を低下させ、食べすぎにつながるんです、とニューヨークシティで活躍する登録栄養士のジーナ・キートリーさんは話します。

それに、お酒をやめれば、飲酒に伴う不健康な食習慣（夜遊びの後にピザをつまんでしまうなど）から抜け出すことができます。

禁酒や飲酒量を減らすことでどれくらい減量できるのか、明確な数値はわかりません。「これまでどれくらい飲んでいたのか、飲酒が食べ方にどう影響していたかなど、人によって違います」とコーディングさん。ただ、食習慣を変えずに飲酒を制限するだけでも、多少の減量効果があるでしょうとのこと。

お酒をやめたくないならば……

体重を減らしたいけれど禁酒は難しいという方は、節度を持ってお酒を楽しんでください、とキートリーさんはすすめます。2015～2020年度の「アメリカ人のための食生活指針」によると、「適度な」飲酒量とは女性の場合は1日1杯まで、男性の場合は1日2杯まで。

嫌いでなければ、ライトビールやワインを飲むのがおすすめです。 でも、ほかにお気に入りのお酒があるなら飲み続けてもいいでしょう、とコーディングさんは言います。

ただし、適量に抑えることが重要です。「クラフトカクテルが好きという方に、ウォッカソーダに変えろとすすめて成功したことはありません。好きなお酒を楽しんでもらいつつ、少ない量で満足できるようにするとうまくいきます」

お酒は適量を心がけたい

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