女子の人間関係って、なんかめんどくさい! 」そう感じたことはありませんか?

いわゆる「女」の嫌な部分や、「女」同士が生み出すイライラのメカニズムを知り、軽やかに生きる方法を、精神科医の水島広子先生の著書から、毎日ひとつずつご紹介します。

(すぐ感情的になる、裏表がある、群れたがる、張り合ってくる……こうした「女」の嫌な部分を、この連載ではカッコつきの「女」と書いています。これは女性そのものを意味するのではなく、一連の困った特徴のことを呼ぶと理解してください)

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「女」とうまくやっていくためには、自分が「女」にならないことです。自分が「女」でいる限り、「女の敵は女」。うまくいくわけがありません。

ではどうやって自分が「女」にならずにいられるのでしょうか。その第一歩は案外シンプルです。それは、「女」を「女」の目で見ない、ということです。これが、「『女』に巻き込まれない」ということなのです。

「女」の目で相手を見ないということは、「女」についてよく知り、そこで起こっていることが単なる「『女』のパターン」なのだと理解することです。つまり、それ以上の意味づけをしないということです。

「この人は人格的に問題があるのではないか」「この人は自分に対して特別な悪意を持っているのではないだろうか」などと考えるのではなく、単に「『女』だからこういう条件下ではこう反応しているだけ」と見ればよいのです。

明日からは、相手の「女」に巻き込まれない方法を、具体例を見ながら考えていきましょう。

女子の人間関係

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女子の人間関係
なぜ、あの“女”(ひと)はあなたの感情を乱すのか? 比べたがる“女”、敵・味方を作りたがる“女”、「自分は自分、他人は他人」ができない“女”、そして自分のなかの“女”……女性同士の人間関係の悩みや、いわゆる「女」の嫌な部分から解放されて生きていくためには、自分と相手の中にある「女」についてよく知ることが大切。対人関係療法を専門とする著者ならではの視点で、女子の人間関係をスムーズにする方法をレクチャーします。

水島広子(みずしま・ひろこ)先生
精神科医。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、現在、対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)、アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表。2000年~2005年衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案の修正実現に尽力。『「ドロドロした嫉妬」がスーッと消える本』など著書多数。

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