厚底の愛嬌たっぷりな表情が人気のランニングシューズ「HOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)」。アスリートやランナーだけではなく、日々のコーディネイトに取り入れるファッショニスタも増加中ということもあり、あらゆるシーンで注目のパフォーマンスフットウエアブランドです。
全3色、最後のカラーが出ました!
HOKA ONE ONE「カーボンX」25,920円(税込)そんなホカ オネオネから、ブランド渾身とも言える新作「CARBON X(カーボンX)」がお目見えしたのが今年の6月。今回発売されるのは第3弾の新色(ブラック)になります。
先日、8月15日に公式サイトで先行販売をしましたが、瞬殺で売り切れ。今回、満を辞して9月1日より全国の取扱店で販売開始します。そこで、以前、初めて試走してからブランドの大ファンになった副編Hが、今回も試走しました。
「カーボンプレート」って何がいいの?
アウトソールからチラリと見えるカーボンプレート各ブランド、「カーボンプレート」を搭載したランニングシューズを出していますが、誤解を恐れずにいうと、基本的にはそのクッション性によって長距離を走っても疲れにくい一方で、スピードも落とさずに前へとどんどん推進できることが特徴です。
副編H :
別ブランドで「カーボンプレート」を搭載したシューズと比べてみると、個人的には硬い印象でした。このあたりは、個人の好みの問題にも関わると思いますが、柔らかすぎないという点において、自分の足の感覚で走れているという実感がありました。
副編Hがこう感じたのは、ホカ オネオネの場合は、距離や速さに関わらず、すべてのランナーをサポートする機能性を盛り込んでいるから。特に、独自で開発したカーボンファイバープレートによって、過度な跳ね返りを防ぎ、スムーズな足運びを可能にしました。
そのため、たとえ5kmや10km程度の日常的なランニングでも、過酷なフルマラソンでも、ストレスなくいまよりも速さを追い求めることができます。そして何より、ブランドのアイデンティティとも言える、ランニングを楽しくというのをモットーにしている点はブレず、私たちの期待を裏切りません。
まさに、初心者から上級者までが楽しめる、履く人をセグメントしないやさしいシューズなのです。
開発者によるインタビュー動画では、込められた思いを感じます。
脚に馴染むまで少し時間が必要かも!?
シューズのサイジングは、やや幅が広めで安定した履き心地を実現してくれるはず。一方で足を入れる口の部分は、しっかりとホールドしてくれる作りため、脱ぎ履きが少し手間取りますが、都度、靴紐を結んだり、ほどいたりすれば問題ありません。
副編H :
良くも悪くも反発力に“優れ過ぎた”ランニングシューズに慣れてしまっていたせいで、履き始めの20kmくらいは、どう対応していいのか迷いました(笑)。
次第に感覚が慣れていくと、「カーボンX」の性格がわかってきたので、そこからはスイスイと走れるようになりました。
カーボンプレートは、ブランドによってこんなに違うんだ! といい意味で裏切られましたね。
そして忘れてはいけないのは、シューズの重量。アッパーやインソール、アウトソールなど、あらゆる部分において、軽量化を意識しているため、見た目は重そうですが、すごく軽い。副編Hが履いた27cmで240gでした。
アスリートが着用すると世界記録も達成するんです
「カーボンX」を履いたホカ オネオネを代表するアスリートたちが、2019年5月4日に100Kmマラソン世界記録PROJECT CARBON X (プロジェクト カーボン X)に挑戦。レース結果は、山内英昭選手が6:19:55のタイムで優勝、ジム・ウォームズレー選手が50マイル(80km)の世界記録達成という快挙を成し遂げました!
先にも触れましたが、距離の長さに関わらずさまざまなランナーの脚をサポートしてくれるすごいシューズであることが、より伝わってきます。プレジェクトの模様は、下のダイジェスト版でご覧ください。
これから走ろうと思っている方は、ぜひともはじめのシューズとしてもおすすめです。すでにランナーの方も、これからますます走りやすくなるシーズンに向けて新調してみてはいかがでしょう。
いずれにしても、他(ホカ)のシューズが履けなくなってもMYLOHAS編集部では責任を負いませんので、あしからず。
[ホカ オネオネ]
ランニングシューズ、履いてみました
ユニークなブランド名のシューズを履いてみたら、思いのホカ、快走できました
疲れにくくて走りやすい。人気ブランド「サロモン」を試してみた
[ホカ オネオネ]