果てしなく約束をつくってしまい、その日が来るとその計画をキャンセルしたくなる。できるだけ守れそうな約束だけをしても、やはり土壇場で、どうしても嫌に……。
平日の仕事帰りの疲れた状態で、気力を奮い立たせるのは難しいもの。そんな気分の日でも、無理やりにでも約束を守るべきなのか、別の日にずらしてもらってもいいのか、悩みます。
今回は、ニューヨークを拠点とするセラピストで、『How Does That Make You Feel: True Confessions from Both Sides of the Therapy Couch』の著者でもあるシェリー・アマテンステインさんが、なぜいつも、あなたが土壇場で友達との約束をキャンセルしてしまうのかを分析。当てはまる人は、自分のキャパを超えた物事をやらない方がよいようですよ。
ドタキャンをしたくなるのは、誰にでもある
image via shutterstock土壇場で約束をキャンセルしたいと思ってしまうことや、たまに本当にメールや電話で直前にドタキャンすることがあるからと言って悪いわけではありません。多くの人にも同じような経験はあるからです。
でも、ドタキャンしたくなる気持ちと、本当にドタキャンしてしまうのには大きな違いがあります。
たとえば、急性ウイルス性腹痛になったり、仕事の締め切りに追われていたり、家族が病気になるなどの緊急事態であれば、ドタキャンも正当な行為として認められます。
でもそうでなければ、気合を入れなおすべき。ドタキャンしてしまうと、友人をがっかりさせたり、重要なイベントに参加しなかったりしたことを、のちに後悔してしまうことになるのですから。だから、約束は守ることが大切なのです。
約束をするときには「気分がのったら行くよ」なんて、小声でぶつぶつ回答しないことが大切。朝はベッドの方が気持ちよくて、仕事には行かないよ、なんてことにはなりません。ズル休みはせず、ぐちゃぐちゃ言わずに会社に行くのです。家にいたい気分だからなんて理由で会社を休むなどせず、そうなった場合の結果を考えるべき。
「行きたくない」理由を探して
image via shutterstock仕事の後、家にこもりたくなる原因は何かを知ることが重要です。仕事のストレスで消耗しきっているから? 人から社会不適格のように評価される不安がある? それともうつ病で、以前は楽しめていたことに興味がわかなくなった?
とはいえ、仕事が忙しかった日に家でゆっくりしたい気持ちは、至って普通です。仕事が終わってパソコンの電源を落としたときに、疲労感がどれほどあるかきちんと自覚できれば、平日の夜に無茶な約束をしなくなるのでは? 無理やり義理を果たそうとしないことが大事です。
気になる深層心理
断られるのが怖い? 4タイプ別「苦手な人にうまく伝える方法」
Sherry Amatenstein, LCSW/Ask a Therapist: "Why Do I Always Feel the Urge to Cancel Plans Last Minute—and How Do I Stop?"/STELLA MEDIX Ltd.(翻訳)
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なんかタイトルから期待した内容と違う