冷房をつけると寒い、消すと暑くて目が覚めるという人は、エアコンを2段階で設定してみましょう。
まず、就寝1時間前に設定温度25℃でスイッチオン。昼間の太陽光の熱が壁や天井にこもっているので、あらかじめ寝室を冷やします。寝始めは部屋が涼しくて気持ちいいと感じられると、体温が下がって寝つきがよくなります。
そして、寝るときに設定温度を26~28℃に変更しましょう。室温はすぐに上昇するのではなく、その温度になるまでは送風運転でゆっくり上昇していきます。体温が下がった頃には室温が上がっているので、冷えすぎる心配もありません。熱帯夜には朝まで冷房をつけておいたほうが、一晩中安心して眠ることができます。
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眠トレ! ―ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣 (単行本)
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「眠トレ!ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣」(三笠書房)
1万人の眠りを変えた快眠セラピストが教える、睡眠改善の画期的新メソッド(=眠トレ)。心地よく眠りにつくためには、体内時計や自律神経、体温、ホルモンなど、すべての準備が整っている必要があります。そのための「生活習慣」や「運動」「考え方」など、著者が20年以上にわたって研究を重ねてきた中で、誰でも実践できて本当に効果がある66の「眠トレ」を厳選して紹介します。
三橋美穂(みはし・みほ)
快眠セラピスト・睡眠環境プランナー。寝具メーカーの研究開発部長を経て、2003年に独立。これまでに1万人以上の眠りの悩みを解決してきており、とくに枕はその人の頭を触っただけで、どんな枕が合うかわかるほど精通している。日本語版を監訳した『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』(カール=ヨハン・エリーン、飛鳥新社)はシリーズ累計100万部を突破。NHK「あさイチ」など、テレビ番組の出演多数。