久保さん :
『BioMed Research International』に掲載されたStrasserら(2013年)の総説では、筋トレがグルコースの輸送体であるGLUT4による糖の取り込みを増加させることによって、2型糖尿病を予防できる可能性があることを示唆しています。
また『Diabetes Care』に掲載されたEvesら(2006年)の総説によると、筋トレはサルコペニアなどを予防するほか、血糖コントロールやインスリン感受性を改善するため、2型糖尿病罹患者にも推奨できるものであるとしています。
一つ留意してほしいこともあります。Evesらも「ほとんどの先行研究が専門家のスーパーバイズ(監督)のもとで行われたものであること、筋トレには専門の器具やエクササイズの知識がある程度必要であること」を指摘しています。つまり筋トレの恩恵を十分に受けるには正しい知識と環境が必要ではないか、ということを示唆しているのです。
Testosteroneさん :
全人類が正しい筋トレの知識を理解し、手軽に筋トレに取り組める環境を整えることは俺の人生の究極の目標だ。超安価でアクセスもしやすい筋トレインフラを近い将来絶対に整えて見せる。
日本政府さん、スポーツ庁さん、やりましょう。いつでも協力します。
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自分が嫌い、疲れやすい、太り始めた、モテない、気分が病み気味……。そんな悩みの99%は筋トレとプロテインで解決する!というTestosterone。現役のスポーツ科学研究者とタッグを組み、「筋トレ=最強のソリューション」を、最新の科学的エビデンスで紹介する。
Testosterone(テストステロン)
1988年生まれ。110kgに達する肥満児だった学生時代、米国留学中に筋トレと出会い40kg近いダイエットに成功。筋トレと正しい栄養学の知識を広めることをライフワークにしており、無料ダイエットサイト「DIET GENIUS」、アスリート向けトレーニングメディア「STRONG GENIUS」を主宰。Twitterフォロワーは80万人を超える。
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※一部、著書の表記と異なる箇所がございます。
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