つい買いに走って、おやつに食べてしまいがちなポテトチップス。しかし、多くのダイエッターにとっては、脂肪や塩分、糖分を大量に摂取するようなものでしょう。
せっかくの努力を水の泡にしないためにも、栄養士が推奨する低カロリーの間食を試してみては? タンパク質や繊維質など、栄養もたっぷりで小腹も満たされるのに、どれもおよそ200kcal以内(こちらの記事でも、栄養のエキスパートである認定栄養士サラ・フルグラッドさんは、おやつに適したカロリーはおよそ200〜250kcalと話しています)。
いつものメニューに少しの工夫を加えるだけで、ダイエットに適したおやつが完成しますよ。
1. ダークチョコレートとアーモンド
この甘くてカリカリしたコンビネーションは、チョコレートバーを食べたいという欲求を抑えてくれるはず。
砂糖が多く入っているグラノーラバーとは違って、ひとかけらのダークチョコレートと数個のアーモンドなら食べる量も糖分も減らせます。
2. ポップコーン
バターをかけなければ、ポップコーンもヘルシーなおやつに。
レンジやコンロでポップコーンを作ったら、すりおろしたパルメザンチーズ、ガーリックパウダー、塩胡椒で味付けを。
甘いポップコーンのヘルシー・バージョンを作る場合は、純粋なメープルシロップを垂らしてシナモンパウダーをひと振りしましょう。
3. ライスクラッカーとアボカド
そう、アボカドトーストもおやつになるんです!
パンの代わりにライスクラッカーにすれば、小腹を満たしつつ、摂取カロリーを少なくできます。
4. ホットチョコレートミルク
スムージーを飲みたい気分ではないなら、温かいホットチョコレートを。
「低脂肪牛乳、あるいは甘味料と乳成分を含まないミルク1カップに、砂糖無添加のココアパウダーを加えれば、魅惑のホットチョコレートのできあがり」と、 認定管理栄養士のタマラ・デューカー・フラウマンさん 。
5. バナナホイップ
タンパク質たっぷりのスイーツです。プレーンで甘くないギリシャヨーグルト1人前に、スライスしたバナナ1/4本、パウダータイプか普通のピーナツバター大さじ2を混ぜ合わせます。
ダイエットのための栄養プログラム「2Bマインドセット」の考案者で認定管理栄養士のイラーナ・モルスティンさんは、仕上げにシナモンパウダーで香りづけするのをすすめています。
「よく混ぜ合わせるとホイップムースやチーズケーキに似た味になり、次の食事までけっこう時間が空くときなどの間食にぴったりです」
6. フルーツ添えアーモンド
良質な脂肪、タンパク質、繊維質を摂るのによいアーモンドは、低カロリーで手軽なおやつにぴったり。
フラウマンさんによれば、1人前のアーモンドを少々のフルーツと一緒に食べると体に活力を与えてくれるとのこと。脂肪と繊維質が血糖値を安定させて急降下を防ぎます。いつでも取り出せるように、ポーチやジム用バッグ、机の引き出しにアーモンドを一袋入れておきましょう。
7. リンゴのスライスとナッツバター
ピーナッツバターとリンゴは相性もバッチリ。アメリカでは昔からおなじみの間食ですが、脂肪分の少ないタンパク質、ヘルシーな脂肪、すぐにエネルギーとなる炭水化物が摂取できるので、ワークアウト前に食べるのに最適。
好みのナッツバター1人分を、シャキッとしたリンゴのスライスに塗ってどうぞ(フラウマンさん)
8. シナモンリコッタ
なめらかで濃厚な味のリコッタチーズは、低カロリーなのにちょっとしたデザートのような間食に。
リコッタにシナモンパウダーと砂糖無添加のココアパウダーをふりかけるだけで、フラウマンさんいわく、ほんのり甘くて栄養たっぷりのおやつになります。
9. バナナとピーナッツバター
バナナのスライスにピーナッツバターを塗るだけの手軽なおやつ。
グリコーゲンをすばやく補給できるパワフルな組み合わせなので、激しいワークアウトの後に食べるのに最適です。
10. ピーナッツバター&ジェリーのアレンジ
定番のピーナッツバター&ジェリーのサンドウィッチではなく、シンプルにブドウやイチゴなど、新鮮なフルーツにピーナッツバターをつけてどうぞ。
パンも一緒に食べたいなら、代わりに全粒粉クラッカーでカナッペのようにしてみては? カロリーを200kcal以内におさめることだけ忘れずに!
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