アロマセラピーを実践しはじめたばかりの頃、わからなかったことのひとつが、アロマランプのお手入れ。放っておくとすぐにベタベタになってしまって、普通に洗うだけでは落ちません......。
手軽にできるアロマランプのお手入れ
実はこれ、ドラッグストアなどで買える無水エタノールで簡単に落ちることを、専門的に学んで初めて知りました。精油は水分には溶けませんが、アルコールには溶けます。なので、無水エタノールを浸したティッシュでランプを拭き取ればあっというまに落ちるんです。
普段は使い終わったら、中性洗剤を含ませたスポンジ(食器用とは別もので)で洗ってすすいだら、あとは自然乾燥すればOK! 洗い忘れてベタついたときや、たまに消毒をしたいときに、無水エタノールを使えば充分だと思います。
簡単にできるアロマ入り消臭スプレー
無水エタノールがない場合は、家にある消毒用のエタノールでも代用できます。ただ、アロマセラピーを楽しむなら、無水エタノールを1本常備しておくといろいろ使えて便利。たとえば、キッチンやトイレの消臭スプレーなんかもすぐに作ることができるんです。
アロマ消臭スプレーの作り方
(1)スプレー容器の半分くらいまで無水エタノールを入れる。
(2)家にある精油を10滴、加えて一度フタをして振って混ぜる。
(3)容器いっぱいまで水道水を加えて、再び混ぜたら出来上がり。
精油は残っているものやお好みのものでOKです。おすすめは、ユーカリやティトゥリー、グレープフルーツやレモン。特にキッチンには、柑橘系の精油を使うと違和感がありません。消臭スプレーとしてだけでなく、レンジ周りの汚れを拭き取るお掃除スプレーとしても使えますよ!
お部屋に自然の香りがある生活は、やっぱり気持ちが良いもの。我が家に来る友だちは、特にアロマを焚かなくても「なんか居心地がいい」と言ってくれるのですが、もしかしたら、掃除スプレーなど、日常で使っているアロマが染み込んでいるのかも......と、ふと思ったのでした。
photo by Thinkstock/Getty Images
(かどさとこ)
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