イギリスで春を知らせるもののひとつにイースターがあります。あまり日本では馴染みがありませんが、イギリスではクリスマスに次いで重要なイベント。
イースターとは、イエスキリストが十字架にかけられ亡くなってから3日後に復活したことを記念した祝日のことで、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」とされています。
イースターが近づくと、町中には可愛らしい卵や兎の形をしたチョコレートやお菓子があちらこちらで飾られ、街中がカラフルに彩られます。特にイギリスでは、生命の象徴である卵を多産の象徴である兎が隠すと伝えられており、隠された卵を探す「エッグハント」というゲームが各地で行われます。
2010年から始まった「The big egg hunt(ザ・ビッグ・エッグハント)」は、イギリス最大規模のエッグハントゲーム! 様々なアーティストによってデザインされた100個以上の「卵」の作品がイギリス各地を廻り、22日からロンドンのコベントガーデンに集結しています。地図をダウンロードしたらエッグハントの始まりです! そして、ただのゲームで終わらないのがイギリスらしい所。なんと「卵」の作品はオークションで落札することが出来るのです。さらにその収益は、Action for Children(アクション・フォー・チルドレン)に寄付され、虐待等に苦しむイギリス全国250,000人以上の子供達の為に使われるという、素敵な循環。
このイベントの主催者でもあるチョコレート会社のLindt(リンツ)は日本にもお店があり、日本でもイースター商品を買う事が出来ます。兎や卵の形のチョコレートは、この時期限定なのでぜひチェックを!
※リンツ商品のお問い合わせは、0120-313-045まで。
(石井真代)