動作に効果音(かけ声)を足すことで、
効果や効率が増していく
(リヨン大学のラバヒらの研究)
急なトラブル対応や、無理やり押し付けられた仕事など、気乗りしないことをするときに有効な方法は、「声を出しながら、目の前のことにあたる」ことです。
実際に声を出さなくても「いける! 」「よっしゃ! 」など、心の中で念じるだけでも効果アリ。
リヨン大学のラバヒらが行った実験で、被験者に「ジャンプ!」と言わせて垂直飛びをさせたところ、平均で6%高くなったという結果がでました。声に出すことで自然とやる気が引き出され、本来持っている力を発揮しやすくなったのです。
たとえば開かないふたを開けるときなど、声を出してみると不思議なほど力がでてくるはずです。試してみてください。
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明治大学教授 堀田秀吾
言語学博士。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了。言語とコミュニケーションをテーマに、言語学、法学、社会心理学、脳科学などのさまざまな学問分野を融合した研究を展開。専門は司法におけるコミュニケーション分析。