背筋をピン! と伸ばして堂々と歩くと
気持ちが積極的になり、
さらにストレスホルモンが減少する
(ハーバード大学カディらの研究)
姿勢に関する驚くべき実験結果があります。
ハーバード大学の社会心理学者、カディらの研究チームが以下のふたつのチームにギャンブルをしてもらいました。
堂々とした姿勢をとらせた被験者 縮こまった姿勢をとらせた被験者すると、前者のグループのほうが、よりリスクの高い賭けに好んで出る結果がでたそうです。さらに、被験者の唾液を調べたところ、堂々とした姿勢の被験者には「テストステロン」という決断力、積極性、負けず嫌いなどに関係するホルモンの増加がみられました。
つまり、姿勢をシャンとするだけで、チャレンジ精神に満ち、戦う勇気がでてくるということです。
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明治大学教授 堀田秀吾
言語学博士。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了。言語とコミュニケーションをテーマに、言語学、法学、社会心理学、脳科学などのさまざまな学問分野を融合した研究を展開。専門は司法におけるコミュニケーション分析。