ひょっとしたらスパやヨガクラスよりも、大きな意味を持つのが「セルフケア」。

セルフケアは人によってさまざまで、ショッピング、ジムに行くこと、朝のメディテーション、チョコレートを食べること、本を読むことなど……つまり、自分のために何かを行うことなので、気分を爽快にし、元気を取り戻してくれるものなら何でもいいんです。

疲れやすい多忙な女性には、セルフケアがぴったり

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「女性の多く、特に家族を持つ人は、仕事に家庭に忙しい生活を送っています」と、マインドセットやボディポジティブフィットネスに詳しい認定ライフコーチのマルシア・ビラビセンシオさんは言います。

「彼女たちはやるべきことがたくさんあるので、すぐに疲れ切ってしまいます。簡単で時間のかからないセルフケア習慣があれば、心身の健康にいい効果が期待できます

元気を取り戻すには、自分のための時間を設ける必要がある、と実感している女性は増えているようです。

とあるアメリカでの調査によると、ミレニアル世代(1980~90年代生まれの世代)の女性が掲げた新年の抱負のトップは、過去2年間連続で「セルフケア」でした。「2019年はセルフケアとメンタルヘルスを最優先に考えたい」と答えた人が、72%もいたそうです。

セルフケアのメリット

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セルフケアと言うと自分を甘やかしているように聞こえますが、じつは健康面でとても重要な役割を果たします

「セルフケアの効果は過小評価されがちです」とニューヨークのUnion Square Practiceでセラピストとして活動するケイティ・クライマーさんは言います。

ちょっとした仕草をするだけで、ストレスが和らぐこともあります。不安ななかでも、自分の存在を感じ、自分をいたわるべきなんだと気づかせてくれます。セルフケアを続けていくと、自尊心の向上、ストレスの軽減、やる気アップなどにつながります。なによりも、心の中や外の世界の難しい側面に向き合うことばかりが人生じゃない、ということを教えてくれます

身体の燃料不足もセルフケアで補える

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ライフコーチで作家のカレン・L・ガーベイさんが言うには、車と同じように私たちの体も燃料を必要とします。ですが、燃料が残り少なくなったら警告してくれる補給ランプはついていません。

「代わりに、イライラする、風邪をひく、頭がぼんやりする、疲れる、生産性が落ちるなど、身体はさまざまなメッセージを出します。こうした燃料不足の症状は、セルフケアをすることで防ぐことができます」

また、女性は自分自身より周りの人を気遣う傾向がありますが、自分への愛も少し示してあげることで、他人に愛情を注ぐエネルギーを得ることができる、とガーベイさんは指摘しています。

とはいえ、面倒に感じずにご褒美として続けられる、日常的なセルフケア習慣を構築するのは難しいものです。途中でくじけずに、長く続けるにはどうすればよいのでしょうか? 専門家が教える継続のコツは、次回の『Prevention』記事で紹介します。

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Katherine Martinelli/14 Tips for Creating a Self-Care Routine to Nourish Your Body and Soul
訳/Seina Ozawa

RSS情報:https://www.mylohas.net/2019/02/185553pvn_selfcare.html