重要なのは、あなたの考えをいつもとは逆の方向に持っていくことです。「いまは炭酸飲料を飲んで、明日は水を飲もう」の代わりに、「いまは水を飲んで、明日は炭酸飲料を飲もう」と考えてください。たとえ翌日になって本当に炭酸飲料を飲んだとしても、まったくかまいません。
(スティーヴン・ガイズ著『小さなダイエットの習慣』155、156ページより引用)
「太る」とわかっていても欲しくなる炭酸飲料やスイーツ。ガマンすると逆に欲求が募ってしまうため、ガイズ氏は「先延ばし」にすることを勧めています。
「私はいますぐこれを楽しむことができる。でも、あとで楽しむことにしよう」。そう考えることで、ご褒美への期待を長く、強く感じることができるだけでなく、最後には自分が考えているよりも、もっと健康的な行動をとることができるとガイズ氏はいいます。
人間は先延ばしにすることを得意とします。これを健康的な方法で行うことも、「小さなダイエットの習慣」のひとつです。
『小さなダイエットの習慣』(ダイヤモンド社刊)
9万部を突破したベストセラー『小さな習慣』の著者スティーヴン・ガイズによる、待望の第二弾。従来のダイエット本とは一線を画す、「太らないための思考を作り、太りにくいライフスタイルを習慣化」するための一冊です。ガイズ氏が実体験からつかんだ“小さすぎて失敗のしようがない”ダイエットの習慣を、1日ひとつお届けします。
スティーヴン・ガイズ/著者プロフィール
2004年より自己成長ストラテジーの調査と執筆を行っている。2011年にブログ「ディープ・イグジスタンス」を立ち上げ、ホワイト・ダウ・ブックスによって2012年の自己啓発ブログ第1位に選ばれた。「ライフハッカー」「マインド・ボディ・グリーン」「タイニー・ブッタ」「ビッグ・ザ・ブレイン」などの人気メディアに寄稿している。
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