ジャンクフードを完全に断ってしまう代わりに、カラダによいものをもっと食べることを自分に課すとしたらどうでしょう?
(スティーヴン・ガイズ著『小さなダイエットの習慣』154ページより引用)
大好きだったジャンクフードをもう食べてはいけないといわれると、つまらなく、味気なく、つらい気持ちになります。
何かをあきらめなくてはいけないときに誰もが襲われるこうした感情は、減量を難しくする大きな原因のひとつだとガイズ氏はいいます。
そこでガイズ氏が勧めるのが、ジャンクフードをあきらめる「引き算」の代わりに、もっと優れた食べ物を「足し算」する方法です。
昔は毎日のようにファーストフードを食べていたというガイズ氏。カラダによいものを食べる練習をしたところ、むしろそちらを好むようになり、ファーストフードへの欲求は自然に減っていったのだとか。
問題は、私たちがカラダによくないものを食べてしまうことではありません。従順な消費者としてそれを食べるように(あるいは、好きになるように)訓練されているということだと、ガイズ氏は述べています。
『小さなダイエットの習慣』(ダイヤモンド社刊)
9万部を突破したベストセラー『小さな習慣』の著者スティーヴン・ガイズによる、待望の第二弾。従来のダイエット本とは一線を画す、「太らないための思考を作り、太りにくいライフスタイルを習慣化」するための一冊です。ガイズ氏が実体験からつかんだ“小さすぎて失敗のしようがない”ダイエットの習慣を、1日ひとつお届けします。
スティーヴン・ガイズ/著者プロフィール
2004年より自己成長ストラテジーの調査と執筆を行っている。2011年にブログ「ディープ・イグジスタンス」を立ち上げ、ホワイト・ダウ・ブックスによって2012年の自己啓発ブログ第1位に選ばれた。「ライフハッカー」「マインド・ボディ・グリーン」「タイニー・ブッタ」「ビッグ・ザ・ブレイン」などの人気メディアに寄稿している。