野菜はまるごといただきたい。そう思ってはいるものの、トウモロコシの芯や枝豆のさやなどは、さすがに食べにくいので、捨ててしまう人がほとんどなのではないでしょうか。

ただ、世界的な人口増加による食糧不足の問題や、ごみ問題のことなども考えると、捨てずに全部を食べる方法があれば、ぜひ取り入れたいですよね。 さらに実は、可食部以上に栄養がつまっている箇所を捨てている場合もあるのです。

食品メーカーの「Mizkan(ミツカン)」が、植物をまるごと美味しく食べられる新技術を開発しました。その名も「ZENB(ゼンブ)」。

素材の特性に合わせた方法で濃縮乾燥した野菜をまるごと細かくつぶし 、皮や芯、種、さやまでも、栄養をまるごとおいしく摂ることができるようになりました。

間食で野菜の栄養を摂る

「ミツカン」がさまざまな分野のプロフェッショナルたちと「人と社会と地球の健康」「新しいおいしさで変えてゆく社会」を、共に実現していくための取組みとしてはじめた、「ZENBイニシアティブ」。その一環として開発された技術「ZENB」によって、「ZENB STICK」と「ZENB PASTE」が誕生しました。

「ZENB STICK」は、まるごと野菜をスナック感覚でおいしく食べられるスティックです。野菜や果物が持つ豊富な栄養素や甘みを活かしているから、小腹が空いたときは間食として美味しくいただけます。

また、食物繊維やポリフェノールも摂ることができます。

お味は芯までまるごと使った「コーン」と、皮までまるごと使った「ビーツ」の2種類。雑穀・ナッツ・果汁も加わり、食べ応えアリ。間食への罪悪感と日々の野菜不足への不安感、このふたつの悩みを一度に解決してくれるスティックです。

食べたことのないような濃厚なペースト

「ZENB PASTE」はなめらかなペースト状になっています。原料はまるごと濃縮野菜とオリーブオイルのみ

ディップのように毎朝のトーストに塗ったり、ドレッシングに、ひとさじ加えたり。いつもの食事にちょっと足すだけで、「野菜本来のおいしさ」と「野菜本来の色合い」がプラスされます。

お味は、芯までまるごと使った「コーン」と、皮までまるごと使った「ビーツ」、さやまで丸ごと使った「枝豆」の3種類です。

これらのまるごと野菜原料については、調達チームが現地に出向き、野菜栽培状況や品質を確認した原料を使用しているそう。また、乳化剤や香料といった食品添加物も不使用です。

「ZENB STICK」と「ZENB PASTE」は、通常の販路ではなく、クラウドファンディング「Makuake」のプロジェクトとして、商品をお届け。なんと、初日で目標金額を達成しましたが、現在も引き続きプロジェクト進行中なので、気になる方は支援してみては?

[ZENB]

RSS情報:https://www.mylohas.net/2019/01/181276zenb.html