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理学療法士おすすめ。10秒で「緊張性頭痛」を軽くする方法

2018/12/08 07:30 投稿

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数週間前、私はシカゴの理学療法士、デヴィッド・リーヴィーさんにみてもらいました。アメフトのNFLやバスケットボールNBAのプロ選手がかかっていることで知られている人です。

まずは私の身体に触れながら調べていたリーヴィーさんが発した質問、正直それは少しショックでした。「最近、頭痛がしていませんか?」と言われたのです。

事実、頭痛がしていました。それも、ひどい頭痛があったのです。ゴムバンドで頭を締め付けられているようで、鎮痛薬も効かず、仕事はおろか眠ることもままならず、生活全般に支障を来していました。私は「確かにそうですが、どうしてわかったのですか?」と答えました。

リーヴィーさんによると、それは私の肩や首が硬く、とくにアゴが硬くなっていたから。姿勢を見ただけでわかるほど、こわばっていたそうで、身体がそれほどまでに硬くなると、絶え間ない緊張性頭痛につながる場合があるといいます。

そして次に起こったことには、心底びっくりしました。リーヴィーさんは、ものの10秒で私の頭痛を消し去ったのです。ごく簡単な動作だけで、不思議なほどアゴの緊張がなくなったのです──行ったのは「咬筋リリース(緊張の解放)」です。

「咬筋(こうきん)」とは? なぜ頭痛につながるのか?

咬筋(「そしゃく筋」とも呼ばれます)は、アゴの骨とほお骨をつないでいる厚い筋肉で、ものを噛む(そしゃくする)際に重要な役割を果たします。

歯をくいしばると(ストレスを受けたときにするように)、この筋肉がこわばるリスクが高くなりますが、とてもよくあることです。

それがどうして頭痛につながるのか? リーヴィーさんの説明によると、咬筋がこわばってくると、一緒になって頭と首のほかの筋肉も緊張するためです。

例えば、「後頭下筋群」(頭の後ろの底部にある筋肉グループ)や、「前斜角筋」と「中斜角筋」(首の筋肉)などです。「その力があまりにも大きいと、緊張性頭痛が起きます」(リーヴィーさん)

咬筋マッサージのやり方

1 アゴの骨とほお骨がつながっているところにある「咬筋」を、そっと圧迫します。2 口を開けて。3 閉じます。

指の腹か指関節を咬筋に当てます。そして、できるだけアゴを開きます。次いで、口を閉じ、筋肉の緊張が解けるまでこの動きを繰り返します。たったそれだけ。

「最初は、1日に数回行う方がよいでしょう。ストレスがかかると歯をくいしばる傾向がある人はとくに。緊張性頭痛だけでなく、「顎(がく)関節症」にも効果的です」と、リーヴィーさん。

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訳/STELLA MEDIX Ltd.

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