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11月15日0時解禁! なんで人気なの? ボジョレーヌーヴォーまとめ

2012/11/14 13:30 投稿

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「ボジョレーヌーヴォー」は、フランス右上に位置する丘陵地ボジョレー産のワインのこと。フランスにはその他にも、ボルドーワイン、コート・デュ・ローヌワイン、ブルゴーニュワイン、アルザスワイン、ラングドック・ルシオンワイン…など大まかなワイン産地がいくつかありますが、ボジョレーワインはガメイ(Gamay・赤ワイン)種やシャルドネ(Chardonnay・白ワイン)種からつくられるブルゴーニュワインのひとつです。フルーティなフレーバーで世界中の料理とよく調和する点からも輸出量を誇っており、冷やして飲むのが理想的ともされています。


ボジョレーワインは、第一次世界大戦前までは、その年のワインの最終収穫日を地方でお祝いする規模でしたが、1951年にボジョレーワインの解禁日を11月15日として以来、世界中から需要が増すようになりました。また、85年以降、ボジョレーヌーヴォーの解禁日が毎年11月第三木曜日と変更され、今に至ります。ちなみに、2011年度の世界最大輸入国は日本(7,900万本)、続いてアメリカ(2,400万本)、ドイツ(1,300万本)、ベルギー、オランダの順なのだそう。
一方、フランス本国では、パリとその周辺地域が第1位で1,300万本、続いて北東地域が挙げられ、面白いことにボルドー周辺の南西部地域が最下位の48万本に留まっています。これを見ると、いかに南西部のフランス人が、ボルドーワインを始めとする南西部のワインを好んでいるかが見て取れます。

そんなボジョレーヌーヴォーの楽しみ方は? ボジョレーヌーヴォーをごくり、ごくり、と飲むのも良いですが、視覚、嗅覚、味覚で楽しむのがフランス人流。紫色のローブをまとっているような液体の透明度、強度、輝度を味覚で楽しみながら、グラスに鼻を近づけ、ワインの香りを嗅ぐのだそう。スパイシーで、木やフルーツ…どんな香りがするのか考えながら……。続いて、ワインを口に含ませ、質感、フレーバー、味の持続性やバランスをジャッジしながら味わいます。この時、すぐにワインを飲み込まず、唇を小さくパクパクと動かしながら、空気を少し口の中に入れてゆっくりと味わうのがポイントなのだそう。

あと数時間で今年のボジョレーが解禁になります! イベントのような感覚で、思いっきりボジョレーを楽しみましょう♪

text by下野真緒(Mao FRANKIEWICZ SHIMONO)
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南仏在住ジャーナリスト/エディター。東京都出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒。女性ファッション誌編集部を経てフリーランスエディターに。パリ・南仏へ留学後、フランス南西部に移住。パリ発webmagazine・chocolatmagにて連載コラム「南仏新婚journal」、ELLE maman blog「南仏ママンのpetit palette」、GLAMサイトで「南フランスのいい予感。」ほか執筆中。フランス人のライフスタイルほか、社会問題、時事ネタにも関心深い。

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