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MYLOHASの編集スタッフが体感! まるで“着ている”装着感! 正しいザックの背負い方

2018/11/06 20:30 投稿

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秋も深まってきて、トレッキングシーズン到来。見頃の紅葉狩りへ行きたい! と思っている方も多いことでしょう。

備えあれば憂いなし、というところであれもこれもと準備は万全が安心ですが、やはり登山道具の要であるバックパックだけはしっかりと専用のものを用意しておきたいところ。

そこで今回、編集部スタッフ(トレッキング初心者)がグレゴリーのトレッキングツアーに参加してわかった、正しい登山用バックパックの選び方とその実力をレポートします。

登山用バックパック選びは「容量」と「サイズ」が重要

登山用のバックパックといっても、その種類は千差万別。どうやって選べばよいのでしょうか?

「登山用のバックパックを選ぶ上で重要なのが、容量とサイズです」と語るのはグレゴリーの中島健次郎さん。容量の目安は、日帰りであれば25リットル前後、一泊(山小屋泊)だと30~50リットルと言われています。

「アンバー28」19,440円(税込)容量:28ℓ、重さ:975g

今回、編集部が同行したトレッキングツアーはお弁当持参の日帰りコースでしたので、容量28リットルのグレゴリー『アンバー28』だと、室内にだいぶゆとりが出る感じでした。

そして、サイズ。バックパックでサイズ? と思うかもしれませんが、実は多くの登山用バックパックには、洋服のようなサイズ展開があるんです。

こちらの「背面測定装置」を使ってサイズを計ります。店舗で正確なサイズを計れますので、ぜひ購入の際にお試しを。

「腰骨から第7頚椎(首を曲げたときに飛び出る部分)までの距離を測って、その背面長にあったサイズが相応しいものになります」(中島さん)

『アンバー28』はマジックテープでサイズ調整ができるので、小さい人はS、大柄の人はLと、体型に合わせることができるので便利ですね。

“腰で背負う”から、半日歩いても疲れない

背面を自分のサイズに合わせたら、いよいよトレッキングスタート。と、その前に、グレゴリーの中島さんから、正しい背負い方のレクチャーを受けました。

ベルトは腰骨の上にポジショニングします。

「グレゴリーの哲学として“腰で背負う”というものがあります。

ウエストベルトの締め方が重要で、若干前かがみになった状態で腰骨の出っ張り部分がベルトの中心に来るように締めると、荷重の大部分が腰に乗ります。すると、荷物の重さの割に楽に感じることができますよ」(中島さん)

なるほど、確かにベルトを締めていない状態と比べると歴然の差! ウエストベルトを固定してから、肩、胸とストラップを締めていくと、バックパックが身体にぴったりフィットし、まるで洋服を着ているような装着感になるから不思議。出発前に教えてもらえてよかった。

実際、河口湖畔からスタートし、足和田山の山頂へのルート(約7.5km)を歩きましたが、肩や腰への疲れはほぼ皆無。

着替えにお弁当、500mlのタンブラー、一眼レフカメラ、おやつ、業務用のノートPCなど、5~6kgの荷物を背負っていたにもかかわらず疲労感が少ないのは、正直驚きです。さすがバックパック界のロールス・ロイスと評されるだけのブランドですね。

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文/まついただゆき

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