共通点は「美」と「革新」
メイクアップ界に新風を吹き込んできた「シュウ ウエムラ」。その創設者である植村秀氏の最も近くでその哲学と技術を受け継いだuchiide氏は、両ブランドの共通点をこのように語っています。
伝統に敬意を払いつつも、常にチャレンジし、革新を追い求めている点。 そして、美の真髄をチョコレートとメイクアップという異なる手法で表現していますが、根底にあるクラフトマンシップと創造への情熱も同じです。 ( uchiide氏 )
またそれに応えるように、「世界的にみて、甘美が与える喜びとはまさにシックそのものです。」と語るのが、40年にわたりチョコレートの世界に変革をもたらしている「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のシェフ・パティシエ、ニコラ・クロワゾー氏。
はじめにコラボを聞いたときは、「なぜコスメとスイーツ?」という疑問を抱きましたが、コレクションを見て納得。エッジの効いたシックなコスメスタイルに、パリならではのエレガンスなルックが溶け合い、これまでにない麗しい仕上がりとなっています。
ビタースウィートなカラーを纏う
第一弾となる11月1日限定発売のアイテムは、全部で5つ。なかでも注目は甘美なカラーが魅力のリップスティック2種類です。
「ルージュ アンリミテッド」(税抜 各3,200円)はとろける様な質感。そのカラーのひとつヘーゼルナッツ ガナッシュは、濃厚なくちどけのリッチリップです。「ルージュ アンリミテッド シュプリーム マット」(税抜 各3,200円)は馴染むようなマット感。 そこで、「ディープ クランベリー」と「ライプ チェリー」を試してみました。 どちらも開けた瞬間、ふわっとショコラの香りが漂い、心が弾みます。また甘すぎない香りだから、長時間つけていても気になりません。 口紅のようにしっかりと色づくのも◎。「ライプ チェリー」はワインのような熟したチェリー色。「ディープ クランベリー」はレッドよりも肌色に馴染みやすい印象です。 大人の秋冬にぴったりの、上品で洗練されたカラーがいいですね。
ほかにもショコラの詰め合わせのような「ガナッシュ アンド プラリネ アイパレット」(税抜 各7,500円)、「シマリー パウダー」(税抜 3,200円)、「アルティム8∞ スブリム ビューティー クレンジング オイル」(450ml税抜11,500円 / 150ml税抜4,400円)があります。
持ち歩きたくなるブラシコフレ
© LA MAISON DU CHOCOLAT × shu uemura第二弾となる11月16日限定発売のアイテムは全部で6つ。明るすぎないカラーが嬉しい「クリーミー ドーム ブラッシャー」(税抜 各2,800円)は、なめらかなテクスチャーでつけ感も◎。そして絶対ほしいのが、これぞ「シュウ ウエムラ」と言えるメイクアップ ブラシ、「ガナッシュ アンド プラリネ プレミアム ブラシコフレ」(税抜 6,500円)。パッケージも素敵です。
ほかにも「ブロー アンリミテッド」(税抜 各3,400円)、「チョコレート トップド プレミアム カーラー」(税抜 2,000円)、「エッセンス アブソリュC」(税抜 3,800円)、「プレミアム アソーテッド ハットボックス」(税抜 28,000円)があります。
「美や芸術の本質は、それが胸に響くかどうか」だというuchiide氏。たしかに、胸に響いたデリシャスな「ラ・メゾン・デュ・ショコラ × シュウ ウエムラ コレクション」。ひとつあるだけでホリデーシーズンのお出かけがもっと楽しみになりそうです。