人生は選択の連続です。ときに二股に分かれ、私たちはどの道を進むべきか考えなければなりません。それが悩みになります。
しかし、どちらの道を選んでも「どちらも同じようなもの」であると私は考えています。成功を収めた人たちは、どちらの道を選んでもおそらく成功していたでしょう。
ではどうして彼らが成功したのでしょうか。それは選んだ道が正しかったのではなく、選んだ道を一生懸命にひたすら歩いてきたからです。
自分の思いはどこにあるのか。どんな人生を歩んでいきたいのか。それを自問自答することです。その強ささえもっていれば、どんな道を歩もうが、それはきっとあなただけの幸福へとつながっているはずです。
曹洞宗 徳雄山 建功寺の住職・枡野俊明さんによる著書「人生でいちばん大切なこと」。読むと心がすっと軽くなる、そして気持ちがきゅっと引き締まるこの本から、一日一言をお届けします。
【出典】
「人生でいちばん大切なこと 死ぬとき後悔しないために」
枡野俊明
(廣済堂出版)
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