近頃メディアを賑わせているガンのニュース。なかには30代、40代の女性が命を落とすという、目をそむけたくなるトピックも……。「ふたりにひとりはガンにかかる」といわれる今、そうそう他人事ではいられないと感じます。
では、このまま手をこまねいて見ているだけ、というのもちょっと違うと感じているわたし。悲しい思いをしないため、いまから栄養でできることは何かなと考えているところです。
遺伝子がミスコピーされ、増えていく
image via Shutterstockガンのことをこわいと感じる人は多いと思いますが、実際にどんなものかを知っている人は意外に少ないのではないのでしょうか。
実は、ガン細胞は私たちの身体のなかで毎日数千個ほど生まれている、と考えられています。
通常の細胞はみずからの遺伝情報をコピーし、姿形も機能もまったく同じ細胞を作りながら増えていきます。そんななかで、ほんのちょっとのミスコピーが生じることがあります。これがガン細胞のはじまり。でも免疫の力によって消され、私たちの身体はガンにならずにすんでいます。
ちなみに、よく聞く「タバコはガンになりやすい」「活性酸素はガンになりやすい」といった話は、細胞の遺伝子に傷を付け、ミスコピーをうながすことにつながるから。
通常の細胞は状況に応じて増え方をコントロールしています。たとえばけがをした直後は傷ついた部分を修復するために細胞が増え、治ってきたら増えるのをやめるといった具合。
しかしガン細胞は違います。身体の状況などおかまいなしに、ノンストップで増え続けます。そして正常な細胞の仕事を邪魔したり、壊したり……。
免疫がしっかりしていればガン細胞を消すことができますが、そうでない場合はガン細胞は力強く分裂をはじめ、大きくなります。そうして健診などで見つけられるのは、だいたい1センチぐらいになったとき。早期発見といわれる状態です。
早期ガンが見つかったときでも、実はずいぶん前からガン細胞が存在していた、とも考えられるのです。
糖を取り込んで仲間を増やす
image via Shutterstockガンたちは、仲間を増やすために力強く増殖していきますが、その主なエネルギー源が、なんと糖質。
しかも、ふつうの細胞の3~8倍の量を取り込んでいるというから驚きます。糖尿病にかかった人たちがガンの発症率が高くなることもそれを裏付けているといえます。
こうした「甘いもの好き」なガンの性質を利用したのが、PETといわれる検査。
ブドウ糖に似た物質を身体のなかに入れると、ガン細胞は「エサが来た」といわんばかりにその物質を取り込みます。物質がたくさんある場所を画像診断することで、ガンを見つける診断法です。
通常の細胞は、糖のほか脂肪もエネルギーとして使うことができます。しかしガン細胞は脂肪をエネルギーに変える酵素を持っておらず、使うことができないこともわかっています。
そこで、食べる糖の量を極力減らすことで、通常の細胞に害を与えることなく、ダメージを与えることができるというわけです。実際、臨床の場でも治療食として取り入れられています。
image via Shutterstockガンの面からも、糖のとりすぎは健康にとってデメリットだということを感じる今日このごろ。
もしかしたら、気づかないところでガン細胞が静かに育っているかもしれない……そう考えると、甘いお菓子もパンもやっぱりほどほどがいい、と感じているところです。
糖質は控えめがよさそう
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恣意的に「適切に摂取する事」と「過剰摂取」を混同させる印象操作を明らかにするため記事の一部を改変してみました
『がん細胞は水が好き?「水」は、がん増殖のための必須物質』
『ガンたちは、仲間を増やすために力強く増殖していきますが、そこで必ず使われる物質が、なんと水』
『ガンの面からも、水のとりすぎは健康にとってデメリットだということを感じる今日このごろ』
『もしかしたら、気づかないところでガン細胞が静かに育っているかもしれない……そう考えると、水もやっぱりほどほどがいい、と感じているところです。水は控えめがよさそう』
進行性の悪性腫瘍になると体重がどんどん減っていく。体が必要とする糖分が腫瘍に根こそぎ取られるから。で、そこで糖を制限しても結局体に必要な糖がさらに減るわけで。
癌患者の終末期になると、食事も取れなくなってどんどん痩せていく。そんな人を見てるととてもこんな糖を減らせば癌に効くみたいなことは理解できない。
もちろん、健康な人や生活習慣病の人もほどほどの食事をすることは大事だと思うし、健康に気を遣えば癌だけじゃなくいいろいろな病気を予防できる。
これって糖が癌のエネルギー源になるって話でしょ。
がん細胞は細胞のコピーの劣化から出来るものだから、
糖質を抑えたところで癌の発生率は変わらないですよ。
糖尿病にかかると、癌の発生率が上がると言ってますが、
糖尿病になると、免疫能力が弱まって色々な病気になり易くなります。
だから、癌の発生率だけでなく、他の病気も発生率が高くなる。
糖質が原因で癌になるなんて研究データはないはずです。
こういう捏造の記事は出しちゃまずいんではないでしょうか。
記事の削除をお願いします。
(ID:19511167)
口つぐんで無視するべきなんだろうけど、どんだけ頭悪いんだ、このライター。
細胞の主なエネルギー源は糖で、其れは普通の細胞も変わらない。がん細胞は活動が活発だからその消費が多いってだけ。アクセル踏みっぱなしの車がガソリン食うのと一緒。
さらに糖尿病との関連は血糖でなく、免疫系の活性が落ちるのが原因。む
脂質による治療法もあるが、それは癌の種類によって効果があったりなかったりするし、どの道補助的な療法、さらに肝臓や腎臓に大きな負担がかかるから素人がやるには危険。
…言い出したら切りが無い。素人の俺でもコレくらいはいえる。
記事書くために都合のいいところだけ引っ張ってくるんじゃなくて、ちゃんと原論文なり専門家の話を聞いて欲しいと思う。