無意識のレベルで「私はこれくらい幸せにふさわしい人間なんだ」と思えるほど、それに比例して、チャンスも縁もやってくるのです。でもその反対に、無意識に「今までどれくらい、自分が不当な扱いや犠牲になることをあえて受けいれてきてしまったか?」ということも考えてしまっています。
今回は、こうした無意識の選択をしなおし、もっと幸せを楽に手にする方法についてお伝えしていきますね。
自分がどれくらい、幸せにふさわしいと思っているか?
人は自己価値を感じていないと、自分自身が幸せになれないようなことであったとしても、無意識に受け入れてしまうようになります。
たとえば、本当はあなたは優しくされてよかった。それにふさわしい行いをしていたし、それにふさわしい女性だった。にもかかわらず、あえて自分を犠牲にしてイヤなことを受けいれてしまったり、こちらが誠実に対処しているにもかかわらず、相手の気分で身勝手に振る舞われることに付き合ってしまった……。
本当は、自分だけが犠牲にならなくてよかった。私はとても頑張ってきたし、本当はもっと頑張っている人達と関わっていい人だった。
にもかかわらず、あえて自分だけが損をするような仕事を引き受けてしまったり、自分だけが我慢しているような環境や職場に居続けてしまった……。こんなふうに、我慢しすぎたり、受けいれすぎたり、許しすぎたり、妥協しすぎたり、譲歩しすぎたりしたことがあると、何度も我慢をする人生を繰り返すようになってしまうんですね。
無意識の苦しみはどう解消すればいい?
では、こうした無意識の苦しみは、どう解消していけばいいでしょうか?これらを解消するためには、自分の中にあるネガティブな感情を、躊躇せずにしっかりと感じてみることが大切です。
「本当は苦しかった」
「本当はたくさん我慢していたんだ」
「そして、本当はたくさん自分で自分を我慢させてしまっていた」
こうした苦しみを感じることができたら、潜在意識=自分自身に心から謝ります。
「本当は嫌だったのに苦しめてごめんね」
「あなたに嫌なことを嫌だと言わせてあげなくてごめんなさい」
「私があなたを自由にさせていなかったんだね」
「私があなたに、周囲の言うことを聞けって強制してしまっていたんだね」
「本当に、ごめんね……」
こうして、自分に謝ることで、「無意識に自分を辛い目に遭わせていた」パターンを完了させることができます。
自分を労り、さらに幸せの許可を出してあげよう
こうして、苦しみのすべてを吐き出させてあげることができたら、次に、「新しい綺麗な許可」を与えていきます。
今までぎゅっと嫌なことを受けいれてきたあなたの潜在意識に対して、「今までのことは捨てようね」「やめようね」「じゃあ、これからは新しいことを受けいれていこうね」と話しかけて許可を出してあげるんですね。
この時、難しい言葉で言っても、潜在意識はなかなか受けいれることができません。ですので、5歳くらいの泣いている子供に言ってあげるように、優しく語りかけてあげてくださいね。
「今まで大変だったね、我慢したくないことも我慢してきてしまったんだね」
「でももういいんだよ、もう我慢せずに、こんなにあなただけが苦しむ必要はないからね」
「もう、あの人みたいな人と一緒にいたくないね」
「もう、あなたはここまでの生き方と同じように、阻害されたり、愛されないことを我慢しなくていいんだよ」
「もう、あなたは優しい人と一緒にいていいからね」
「もっと綺麗なお洋服を着ていいからね」
「もっと、あなたと同じように頑張っている人達のところに行こうね」
そして伝え終わったら、「よく頑張って自分と向き合ったね。今まで感じたことのない幸せを、あなたに感じさせてあげるからね」と、約束してください。
これで、今まで辛いことばかりを我慢させられて苦しんできたあなたの潜在意識が癒され、新しい目的=「自分を幸せにする」ことへと自動的に進ませることができます。
潜在意識は、不幸になることと幸せになることは同時にできません。だからこそ、不幸になることから離れて、幸せになることを選択し直してみてくださいね。
もっと自分らしく生きる
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