そんな女性の本音を叶えるべく、“自宅で使えるアイテム”が進化中です。バスタイム、入浴後、就寝中など、スキマ時間に自由に使える、人気アイテムのレビューを、3回に分けてお届けします。
第2回は、眠っているあいだに部分痩せできるという夢のアイテム「カーブ シート」。“新感覚、貼るだけエクササイズ”というキャッチコピーに惹かれ、さっそく試してみました。
睡眠時間でポイントスリム
貼るだけで、くびれが際立つ美ボディの夢が叶うという「カーブ シート」。シートを肌に貼り、睡眠時間(7時間~8時間ほど)を利用して有効成分を角質層に浸透させるだけというのですから、「そんなうまい話、本当?」と疑いたくなります。しかし「カーブ シート」はコスメディ製薬との共同開発により生まれたもの。薄いシートにふたつの主要成分が凝縮されています。
ホスファチジルコリン:美容クリニックのメソセラピー(脂肪溶解ダイエット)で脂肪分解剤として使われる代表的成分。脂肪の代謝や血中コレステロールの調整を助け、脂肪細胞内の油滴に蓄えられた脂肪の分解を促進する。 L-カルニチン:脂肪酸の燃焼を促し、脂肪消費量を増やす効果がある。シートを肌に密着させることで、角質層内の水分が蒸散しにくく、2つの成分がしっかりと浸透するのだそう。
有用性試験では、35日間、毎日腹部に7~8時間貼付したところ、被験者(20~60代の一般女性20名)の90%以上に改善傾向が得られたそう。
「貼るだけ美容」のラクさに驚き
実際に使ってみると「とにかくラク」というのが正直な感想。シートも貼りやすく、肌にしっかり密着するので安心して眠れます。眠っているあいだに触ってしまったのか、隅っこが多少剥がれていることもありましたが、問題ないレベル。かゆくなったりピリピリしたりすることもありませんでした。
推奨プランとしては、気になる部位に対して1日2枚、1日おきに1カ月間(15回)から始めてほしいとのこと。1箱9000円(税別)を3箱(30枚)という経費ですが、エステにかかる時間や交通費を考えれば、お得なアイテムといえるかも。
シート状の美容アイテムというと、ヒアルロン酸を針状に結晶化させる、マイクロニードル技術を使ったパックをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。じつはこの技術も、「カーブ シート」と同じくコスメディ製薬が開発したものだそう。
貼るだけで女性の願いを叶える「経皮吸収製剤(プラスター剤)」と呼ばれる美容ジャンル、これからどんどん進歩していきそうですね。
[カーブシート]