手放すこと
この夏、引越しすることになり、そんなときに読んだのがこの本『禅と掃除』でした。
僧侶の枡野俊明さん曰く、「部屋の乱れは心の乱れ」。 ”禅では、まずなすべきは掃除であると教えている”、と言います。それは無駄なものを捨て、部屋をきれいにするだけでなく、心にたまったちりや埃を落として磨くことであると。
また、”部屋が片付かない、、それはものが多すぎる証拠です”と生活経済評論家の沖幸子さんも言っています。
ではまず手放すことが大切!と思い、もう着ない洋服、使えるバッグなどは友達に譲り、売れるものは売り、そして不要なものは業者に頼んでまとめて引き取ってもらいました。
今まで全部必要!と思っていたものもいったん手放してしまうと、未練も執着もなく、意外とすっきりとした気分に。ものが少なくなった部屋が心地いい、そして掃除もしやすい。乱れていた心が整うとは、まさにこういうことかも⁉︎と実感したのでした。
そんな折、会社がこの夏からアドレスフリーとなりました。自分の席がないので、荷物は自分のロッカーに入る分だけ。これまでの私は荷物にまみれていたのですが、そんな荷物、今度は入りません。会社でも超断捨離です。
いかに不要なものに囲まれていたのでしょうか。使っているもの、気に入っているものは、実はほんのちょっとだけ。 このスッキリ感、秋冬へと引き続き保っていきたいものです!(編集長ヤマギシ)