5月にデビューした、香りのブランド「IZUMI KAN」。「香りを着る」というテーマをコンセプトにしたフレグランスラインを産み出したのは、和泉侃(いずみ・かん)氏。本業はアーティストで、5つ星ホテルの香りによる空間デザインにも携わった和泉氏は、希少価値の高い日本原産の天然香料を中心にブレンドし、日本人のアイデンティティーに沿った香りを提案しています。
爽やかでユニセックスな香り
今回発表されたフレグランスは5種類。清らかな水を思わせる高野槙を用いた「no.0 ZERO」や、鮮烈なグリーン系である青森ヒバのブレンド「no.2 WAKABA」、夏の夕立をイメージさせる、柚子とベチバーがキーエッセンスの「no.4 YUDACHI」など、男女ともに好感度の高い、爽やかでユニセックスなブレンドが中心のラインナップです。
香りと合う色、ファッション、時間帯を提案
そして、「IZUMI KAN」のフレグランスの最大の特徴は、ライフスタイルにマッチングさせた香りを提案しているところ。たとえば「no.4 YUDACHI」なら、合う色はアース系やグレー、ファッションはクラシカルやフォーマル、ナチュラル、時間帯は15時〜22時など。それぞれに合わせやすいカラーやファッション、時間帯を考慮しているのがなんとも新感覚です。
10月には、秋冬に合った香りが発表され、来年には、日本のお香の生産シェア70%である淡路島に香りのブティックをオープン予定。劣化を防ぐ使い切りサイズで、1〜2か月分が目安の5ml 3,240円というお手軽プライスも魅力的です。