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テレビや雑誌などで「筋膜リリース」という言葉を知ってから、皮膚の下で体を覆っている「筋膜」というものをなんとなくイメージできるようになりました。たとえば、肩や腰が痛かったとしても、それはその部位だけの問題ではなくて、筋膜によってつながっている腕や背中などほかの部位にも影響を及ぼすのだということ。さらに、筋膜は心ともつながっているという驚きの見解を「ライフハッカー[日本版]」で知りました。

筋膜と心はつながっている?

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筋膜にヨレを作るのは、物理的な姿勢や身体の使い方のクセだけではありません。(中略)人の心と「身体の在り方」というのは少なからず関連がある

(「ライフハッカー[日本版]」より引用)

たしかに、不安や心配ごとを抱えているときの自分を見たとき、気づかないうちに猫背になっていることがありました。うれしいことがあったときは、指先までのびのびとした感覚がすることも。心の状態が筋膜に、さらには骨や内臓にまで影響を与えていると思うと、穏やかな心を保つことの重要性が理解できます。

言い方を変えれば、体を整えることができれば、心もつられて整うということ。体のクセでついできてしまう筋膜のヨレをなくす方法はあるのでしょうか?

筋膜を刺激して心と体の柔らかさを取り戻す方法

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手のひらと呼吸を使って、体と心のヨレを整える横隔膜ワークがあるというので早速実践!

仰向けに寝転がり、リラックスします。 鼻先やヘソを目印に身体の中心線を意識し、ゆったりと自然な呼吸を繰り返します。 胸と下腹部の中心に手のひらをおき、その部分がどんな感覚がするか少し感じてみましょう。何も感じなければ、それでもかまいません。 呼吸と共に胸や下腹部が隆起し、少しずつ手の平の温もりが皮膚に沈んでゆくのを感じましょう。 少し身体がゆるんできたら、呼吸と共に身体の縦軸に広がりが出てくるのを感じましょう。 さらに身体がゆるんできたら、呼吸と共に体の中心から放射状に広がりが出てくるのを感じましょう。 自然な呼吸に戻したら、手のひらの感覚に意識を戻します。 もう一度、胸と下腹部がどんな感覚がするか、感じて見ましょう。何か変化はありましたか?

(「ライフハッカー[日本版]」より引用)

ライフハッカー[日本版]」によると、「横隔膜は心と身体をつなぐ場所」なのだそう。体の中心にある横隔膜が温まってゆるんでくれると、そのやさしさが全身に広がっていくように感じるから不思議です。

私はよく作業や考え事に没頭しているとき、無意識に浅い呼吸になったり、息を止めてしまう悪いクセがあります。そんなストレスが少しずつほどけていくこの横隔膜のエクササイズは、これまでにないリフレッシュ効果が期待できそうです。寝起きや就寝時などの習慣に取り入れていきたいと思いました。

ライフハッカー[日本版]

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