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セラプル開発者・平野宏枝さんに聞く。天然ヒト型セラミドの魅力って?

2018/07/04 20:00 投稿

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オイルセラムCERAPLE(セラプル)」開発者で、株式会社HIROE STYLE LAB代表の平野宏枝さんに天然ヒト型セラミドの魅力を伺いました。

醸造発酵物から抽出された天然ヒト型セラミドとの出会い

「私はもともとアトピー肌で、スキンケアには人一倍敏感。小学校5年生くらいからステロイドが手ばなせず、ずっと持ち歩いていて、薬の副作用やムーンフェイスにとても悩んでいました。高校に入ると、メイクを始めましたが、きっと岡山でいちばんお化粧が濃かったのではないかと思います。19歳のとき、大学に通いながら「リハビリメイク」を提唱しているかづきれいこさんに弟子入りしました」(平野さん)

かづきれいこさんに師事しながら、メイクセラピストとしてQOLをあげるメイクを提案。ときには、クレーム担当として毎日100件もの電話をとり、ありとあらゆるお客さまの声に耳を傾ける日々だったそう。

「いつか、私も肌の悩みを抱えた人をサポートしたいと思っていました。そんな矢先に、世界最大の美容展示会・コスモプロフで、脂質研究所の原料ブースをサポートさせていただくことになりました。そこで出会ったのが、醸造発酵物から抽出された天然ヒト型セラミドです」(平野さん)

最初は半信半疑だったものの、使っていくうちに肌の潤いやツヤがアップすることを実感。肌の基礎力が上がっていると感じられたそう。この原料との出会いをきっかけに、スキンケア用品を作ろうと決意した平野さん。とはいえ、納得のいくレベルに到達するのは非常に難しく、たくさんの挫折を経験したといいます。

合成ではなく天然であることが大事

「脂質研究所でエビデンスをとってもらった結果、セラミドには、表皮の水分保持、体内水分損失の防止、表皮乾燥の低減、シワ改善などが期待できることがわかりました。ただし、植物セラミドは人間の分子構造に合いません。また、合成のものではなく、天然のセラミドであることが大切です」(平野さん)

脂質研究所も「天然と合成は、決定的に質が異なります。高いバリア機能の維持に必要なのは、長い脂肪酸のセラミドです。具体的には、超長鎖脂肪酸とよばれるセラミドです。イメージしてみてください。地面にアンカーを打ち込むとして、短いものはすぐに外れてしまいますが、長いものはより安定します。化粧品には質のよいセラミドを配合することが大切です」という見解を示しています。

加齢とともに減少するセラミドを高濃度で配合

2年前に発売された「セラプル」には、加齢とともに減少していくセラミド2、3、6II、セラミドAP、NS、NPや、さらに効果を高めるというスフィンゴミエリン、グリコシルセラミド、スフィンゴシン、コレステロール脂肪酸などを高濃度で配合。ヒトの角質細胞成分をすべて配合しています。ロンハーマン、ビューティライブラリーで人気を集め、2018年春からは新宿伊勢丹のビューティアポセカリーでの取り扱いが始まりました。

「セラミドは脂質で、肌の油膜に入り込んでくれます。また、顔を洗っても成分が流れないのもポイントです。『セラプル』は、セラミドであるスフィンゴミエリンを乳化剤として使い、できるだけ肌に優しく仕上げ、オイルと乳液の間くらいのテクスチャーにしています。これ1本でブースター、美容液、乳液、クリームの役割を果たしてくれますよ。洗顔後すぐに、気になるシワにすりこむように塗ってみてください。『セラプル』を通して、肌に自信を持ってほしいですし、出会えてよかったと言ってもらえるアイテムになれたら嬉しいです」(平野さん)

CERAPLE

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