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穀雨の日からの過ごし方:雨の日は歌って笑って気分を発散! 雨を表す美しい言葉に感性を磨く

2018/04/20 20:00 投稿

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お花見シーズンの賑やかさも落ち着いて、とうとう春も終わりに近づいてきました。これからは、ひと雨ごとに緑が深くなっていきます。

暮らしに活かす二十四節気「穀雨」の過ごし方

穀雨(こくう)
・毎年4月20日頃
・太陽と地球の関係:30度

今日(2018年4月20日)は、二十四節気の「穀雨」です。

穀雨とは、春の雨があらゆる穀物を潤す頃。萌え出た若芽を育むために、しとしとと雨が降り続きます。次にめぐってくる二十四節気は「立夏」なので、毎年穀雨を含む約18日間(2018年の場合は4月17日から5月4日まで)は、「春の土用」となります。

暦のうえでは季節の変わり目にあたる土用は、そもそも土を動かすことを凶とし、土木工事や引っ越しなどには向かないとされていました。ですから、自然のリズムにあわせた養生法において土用の時期は、行動はひかえめにして、体を休めるのが吉。新しいことは始めずに、今はアイデアや計画を寝かせる時期といえます。

穀雨の頃は、焦りは禁物。目の前のことをコツコツと処理していくほうが、結果的にうまく進みます。

雨が続くとたまってくる「心の湿気」を追い出す方法

雨が続くこの時期は、空間に湿気がたまるように、心も湿り気をおびてきます。いつもなら気にしないようなことにクヨクヨと悩んだり、落ち込んだり。お天気と同様に、気分も晴れない日が続きがちです。それはある意味、自分の心身が自然のリズムにあっているということ。

初夏の陽気がおとずれるとともに、自然と気持ちも上向いてくるので心配はいりません。ですが、できれば気候に左右されずに、いつも心地よくいたいですよね。

そこで穀雨の時期に心がけたいのは、気分をスカッとさせること。コスメやフレグランスは爽やかな柑橘系の香りを選ぶと◎。また、カラオケで好きな歌を熱唱したり、コメディ映画を見て周囲を気にせず笑ったり、絶叫マシーンで思いっきり叫ぶなど、大きな声を出すのもおすすめ。そうやって心の湿気を発散してあげれば、気分がカラッとして精神的に楽になれるはずです。

感性に磨きをかける雨の言葉たち

日本語には自然現象を表す美しい言葉がたくさんあります。春の雨にもさまざまな表現があるのでここでいくつかご紹介しましょう。

・春時雨(はるしぐれ):急に降ったりやんだりする春のにわか雨。
・菜種梅雨(なたねづゆ):菜の花が盛んに咲いている時期に降り続く雨。
・春霖(しゅんりん):およそ3日以上続く春の長雨。
・催花雨(さいかう):花が咲きだす頃に降る雨。
・万物生(ばんぶつしょう):生きとし生けるものに生命力を与える恵みの雨。

雨の日が続くと鬱陶しく感じることもありますが、「今日の雨はどの言葉にあたるかな?」と考えながら、天から降り注ぐ雨を眺めてみるのも、なかなか乙というもの。自然に対する感性も豊かになりそうです。

次に巡ってくる二十四節気は、「立夏(2018年5月5日)」です。

イラスト・カイフチエリ

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