そんな気持ちをすっきりさせて、運のめぐりまで良くなる方法を、風水師・愛新覚羅ゆうはんさんに、最新刊『龍神風水』(日本文芸社)のメソッドをもとに教えていただきました。
まずは自分を整えることで、良い運気の流れを引き寄せる
image via shutterstock「通常、風水と聞くと、方位を気にしたり、適切なアイテムを置いたり、掃除をして整理整頓したりといったイメージがあると思います。もちろん、環境を整えることは大切です。けれども、実は風水とは、そんな単純なものではありません」(愛新覚羅ゆうはんさん)
風水とは、「気」を整えること。中国には古くから、「陰陽五行説」という、心と体、自然界とのつながりを重視する“自然観”に基づいた理論があります。中国出身のゆうはんさんは、自身の風水理論に、その考え方も大切に取り入れています。
「人と環境は、共存共鳴しあっており、環境だけではなく、自分自身を整えることこそが大切です」(愛新覚羅ゆうはんさん)
それによって、良い循環が生まれ、運気の流れも良くなるのだそう。
日常生活の中で、簡単に自分を整えるには、たとえば、こんな方法があるそうです。
・グラウンディングの呼吸で、循環を良くする。
グラウンディングとは、地に足をつけて生きることをいいます。肩幅程度に足を広げ、両手を丹田(おへその下、3cmあたり)に当て、そこを意識しながら、鼻から息を吸い、口から吐く深呼吸を3回。その際に、足から地に根を張っていくようなイメージを。
・ 体を温めて、「水」の気を良くする。
血液や体液を循環させて、発汗や解毒へつなげるために、体を温めましょう。40度ほどの湯船に15〜20分、しっかりと肩まで浸かり、湯船から上がって、シャワーで冷たい水をふくらはぎにかけ、また湯船に浸かることを2回繰り返します。
・ いつもより、1時間早起きしてみる。
人間は、朝が一番集中力が高まる時間帯。ゆっくりと寝ていたい気持ちをぐっと抑えて、1時間だけ早く起きてみましょう。いつもよりゆったりと、自分のために時間を使うことで、自分の「気」が整うそうです。
どれも、すぐ実践できるので、ワクワクします。良い出逢いや運を引き寄せるためには、まずは自分から。さっそく実践したいです。
[龍神風水]