クセがなくて使いやすい、生でもおいしいブロッコリー
image via shutterstockブロッコリーはカロテンとビタミンCが豊富で、その含有量はキャベツの4倍ともいわれる優秀野菜。酢や油、また動物性たんぱく質との相性が良く、一緒に取れば栄養素の吸収がさらにパワーアップ。豚肉と一緒に炒めても見た目鮮やかでおいしいですし、サラダとしてドレッシングをかけて食べれば、ボリューミー。前菜だけでおなかもふくらみ、ダイエットにも適しているのではないでしょうか。
image via shutterstock実はドイツに来てびっくりしたことですが、ブロッコリーを生で食べる人の多いこと。ブロッコリーは生で食すると毒があると都市伝説としてあるようですが、茎の部分は皮を丁寧にむき、中心部の白い部分だけを野菜スティックみたいに生でポリポリと食べます(ただし消化に問題がある人は控えめに)。とてもみずみずしくてコリコリして、思った以上に美味しい。生とゆでの両バージョンを楽しめます。
さまざまなブロッコリーファミリーが登場
image via shutterstockブロッコリーといっても、さまざまな種類にお目にかかる機会が多くなったように思います。例えば「ラピーニ(ブロッコリーのいわゆる“菜の花”)」や「ブロッコリー・スプラウト」。ラピーニは生のままフライパンに投入、軽く炒めればすぐに火が通ります。ピザと一緒にオーブンに入れても美味しいですし、ゆでるよりも蒸し器を使っておひたしにしても。鮮やかな緑が美しく、食欲もそそられ、お弁当に入れても最高です。
Broccoli Rabeさん(@eatbroccolirabe)がシェアした投稿 - 11月 8, 2017 at 7:12午後 PST
ほんのり苦みが特徴のラピーニ(ブロッコリー・ラべともいう)には、先端に小さな「菜の花」が付いています。
Broccoli Rabeさん(@eatbroccolirabe)がシェアした投稿 - 11月 1, 2017 at 6:07午後 PDT
こんな風にグリルにするとナッツのような味わいが増します。
Carrie Diulus, M.D.さん(@carriediulusmd)がシェアした投稿 - 2月 11, 2018 at 11:34午前 PST
見た目はまるでかいわれ大根やアルファルファのようですが、苦みはありません。
特にブロッコリースプラウトはお部屋の中で育てることができるので、観葉植物のように癒しになります。ジャーの中に種をまき、毎日その成長を観察するのが好き。ブロッコリーの世界は奥深いです。
<参考文献>からだにおいしい野菜の便利帳(高橋書店)