LAKSHMIとは25年前にイタリアの土地で始まったブランドです。創始者のフランコ・カンテーリはインドでアーユルヴェーダと出会い、その叡智に衝撃を受けました。人々の心身の健康により貢献したいと考え、トスカーナの研究室から植物由来成分のみで作った化粧品を作り始めました。
ラクシュミの化粧品は、イタリア有機農業協会AIAB・アイアブ(Associazion Italiana per I'Agricolture Biologica)の有機認証を取得しています。また、ラクシュミはオーガニック栽培された原料、バイオダイナミック農法された原料、野生生物から得られる天然の植物エキス、フローラルウォーター、植物性の乳化剤、低温圧搾したオイル、エッセンシャルオイルのみを使用しています。
日本で唯一、LAKSHMIの認定を受けているサロンへアーユルヴェーダに関する記事でも取り上げられていますが、アーユルヴェーダの知恵は、その人が持つドーシャにハーブやアロマ、音楽、マッサージなどを通して五感に働きかけることで、生き生きと過ごせるようになる、という考え方です。
それぞれのドーシャに体質の傾向があるように、肌にも特徴があります。その特徴に注目したラクシュミでは、それぞれのドーシャに合わせたアイテムをそろえています。
・ヴァータ
ヴァータは、風のように駆け抜けるバタバタ忙しい働き者。皮膚が乾燥しやすく、シワになりやすい、くすみやすく、乾燥による湿疹があることも。
環境ストレスに弱いヴァータ肌に必要なのは、うるおいを与えてしっかりと保湿することが大切です。 ヴァータのスキンケアラインは、お肌に水分を与え、柔軟性を保ち、みずみずしくしっとりとした肌へと導きます。
・ピッタ
ピッタは、火のように熱く情熱的なリーダー。ピッタは、肌が赤くなったり、日焼けに弱かったり、ヒリヒリしやすい敏感な肌であることが多いそう。
必要なのは、肌を落ち着かせて過酷な環境やストレスから守ること。 ピッタのスキンケアラインは、バランスを整え、落ち着きのあるすこやかな肌へと導きます。
・カパ
土のように安定して大らかでおっとりした人、カパ。Tゾーンがテカりやすく、吹き出物やニキビができやすく、混合肌でTゾーンのテカり、くすみを気にしていることが多いそう。
化粧崩れが気になるカパ肌に必要なのは、肌をしっかりと清浄し、うるおいを与えること。カパのスキンケアラインは、さっぱりと洗浄しながらも肌のキメを整えるように処方されています。
サロンでは、セラピストがその人のライフスタイルや体質を慎重に見て、カウンセリングしてからアイテムを選びます。スキンケアシリーズは、クレンジングクリーム、化粧水、ナイトクリーム、フェイスマスクなど幅広いアイテムがありますが、とくにいいと感じたのがクレンジングクリーム。テクスチャーは柔らかめで、自分のドーシャと合っているからなのか、肌にどんどんなじんでいく新しい感覚がありました。
自分をケアするアイテムだからこそ「ドーシャに合っているかどうか? 」という切り口で、見直してみるのもいいと感じます。