お肉料理によく使われるハーブ「ローズマリー」。すっきりとした香りが爽やかですが、じつは、「若返り」のハーブとしても有名なんです。
70代で王子様からプロポーズ! ローズマリー伝説
それはこんな伝説から......14世紀のハンガリー王妃、エリザベート1世は夫を亡くした後、国の指揮をとり、国民の支持を得ていましたが、70歳を超え容姿や体力の衰え、手足の痛みなどに悩むように。
それを見かねた修道尼が献上したのが、ローズマリーをはじめとする何種類かのハーブをアルコールに漬け込んだもの。王妃はそれを飲んだとも、塗ったとも言われています。そのおかげでみるみる元気になり、容姿も若返った王妃は、なんと70代にもかかわらず、隣国ポーランドの20代の王子からプロポーズされたのだとか!!!
世界最古の香水、若返りの水と呼ばれるローズマリー・チンキ
このエピソードから、ローズマリーを原料にしたチンキ(ハーブをアルコールで抽出したもの)は、「ハンガリアンウォーター」と呼ばれるようになり、世界最古の香水とも言われ「若返りの水」として語り継がれています。
アルコール抽出したチンキでなくても、ハーブティーを化粧水変わりにすることもできます。ドライハーブを買っておけば便利ですが、ローズマリーは寒さにも強く、1年中緑を絶やさないので、育てやすいハーブ。
鉢植えをひとつ買っておくと、ちょっとずつ摘んで、お料理に使ったり、ハーブティーにしたり、お風呂に入れたり......とおトク! 血行促進効果もとても高いので、寒い夜のバスタイムのお供にも最適です。
記憶力&集中力アップにも!
また、ローズマリーには脳の働きを活発化して、記憶力や集中力を高める作用もあると言われているので、仕事の能率を上げたい人や勉強中の人にも最適。私は数年前、記憶力が衰えまくった頭で資格試験にチャレンジした時、ローズマリーの精油の香りをひたすら嗅ぎながら勉強し、どうにか合格しました!
「年下男性を魅了し、仕事の集中力を上げる!」お年頃の女性にはなんとも魅力的なハーブですね。
[エンハーブ]
photo by Thinkstock/Getty Images
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