そこでまず、日本では馴染みの薄いシャタバリについて、鍼灸マッサージ師でありアーユルヴェーダヘルスコーディネーターの川島一恵さんにお伺いしました。
「スリランカでは婦人科系の処方薬や健康維持のための強壮剤、はたまた若返りのための薬として欠かせないハーブです。現在私が滞在中のスリランカのアーユルヴェーダ施設の医師も当然のごとくシャタバリを頻繁に処方。一般家庭ではシャタバリの根をスープにして飲むこともあるそう。
また、男性の身体も強壮して、精子の量を増やし、質を高めます。ですから、旦那さんや彼と一緒にヘルシーなお茶として楽しむのもよいと思います。」(川島一恵さん)
スリランカでは医師が処方するほど効果が期待されていて、女性だけでなく男性にも良いとされているハーブのようです。そんなシャタバリが手軽に摂れるオーガニックハーブティーが、2018年2月1日(木)より全国の輸入食品スーパーやインターネットショップにて発売されます。
すべての女性にうれしい、女性ホルモンの調子を整えるハーブティーそれは、アーユルヴェーダに基づいた英国のオーガニックハーブティーブランド「pukka(パッカ)」の「マザーカインドプレグナンシー有機ハーブティー」と「マザーカインドベビー有機ハーブティー」。その名のとおり、産前・産後のママのためにブレンドされたハーブティーだそうですが、それだけでなく、身体を気づかうすべての女性にうれしい内容になっているとか。そこであえて、産前産後以外の女性に対するおすすめポイントを川島さんにお伺いしました。
まずは、ラズベリーリーフ、カモマイル、ネトル、シャタバリ、ペパーミント、フェンネルなどの有機ハーブがブレンドされている「マザーカインドプレグナンシー有機ハーブティー」について。
マザーカインドプレグナンシー有機ハーブティー(20ティーバッグ)/ オープン価格 ※2018年2月1日発売「魚料理に活用されることの多いフェンネルは、消化促進や便秘解消、利尿作用と腹部に溜まったガスを抜いてくれます。そして、女性の生殖機能を高めることで知られるシャタバリは、100人の夫を持つ女性を意味するそうで、それだけ効果があるとされているハーブです。
妊娠期間中に限らずシャタバリは女性ホルモンの調子を整えてくれますし、不純物を溜めないことは健康の基本であり、身体の内側から美しくなるために必要なことです。カモミールやミントも入っているので、一般の方々も一息つきたいときなど、ティータイムのお茶として利用されてもよいのではと思います。妊娠初期の方は、かかりつけのお医者様と相談しお飲みください。」(川島一恵さん)
女性ホルモンの調子を整えてくれたり、デトックス効果も期待できるようです。味は、カモミールの優しい甘味とラズベリーリーフの苦味が特徴。香りは、フルーティーだけど甘さは控えめで、日本茶のような風味。くせも少なく、冷めてもすっきりと飲みやすいから定番にしたくなります。妊娠中期から後期の人にもおすすめのブレンドです。
老化防止と更年期の不調を軽減するハーブティーつぎに、フェンネル、シャタバリアニス、レモングラス、ターメリックなどの有機ハーブがブレンドされている「マザーカインドベビー有機ハーブティー」について。
マザーカインドベビー有機ハーブティー(20ティーバッグ)/ オープン価格 ※2018年2月1日発売「アニスは、肺の強化や痰の除去、消化力促進、肺や消化器官、泌尿器をきれいにする助けをするハーブです。ターメリックはカレーの料理に欠かせないウコンのことで、天然の優れた抗酸化剤であり、身体のデトックス工場的な役割を持つ肝臓の働きをサポートします。血流改善や炎症の抑制、傷の修復や細胞の保護作用などさまざまな効果が証明されており、老化を防止してくれるため、全身の若返り薬としても知られています。
シャタバリやフェンネルは生理サイクルを整えたり、生理痛の緩和も期待できます。また、女性ホルモンの変化で生じる更年期の不調を軽減するのにも役立ちます。
そして、身体をきれいにしてくれるアニスとターメリックですが、特にターメリックはインドやスリランカでは昔から肌を美しくしてくれるハーブとして女性達に愛用されています。ここ数年は欧米で注目され、ヘルスコンシャスな人達の間で、「黄金のミルク」ことターメリックラテが人気ですよね。こちらの黄金のお茶、いや、正確には「うっすら黄金のお茶」(笑)は、まさに身体を気づかう全ての女性によいのではないでしょうか?」(川島一恵さん)
老化を防止し、更年期の不調を軽減してくれるという頼もしいハーブティー。レモングラスのさわやかな苦味が特徴的。ひと口飲むとやさしいスパイスの香りが口に広がり、甘味と、ほんのり酸味も感じます。いろんな風味を楽しみながら、ゆったりとした時間に飲みたいもの。また、産後のママ用のブレンドでもあるので、出産したお友達へのお祝いにプレゼントしても喜ばれそう。
「シャタバリが日本で手軽なハーブティーとして、それも品質に絶大な信頼のおけるパッカ社のお茶として誰もが飲めるようになるなんて、素敵なことだと思いました」と仰る川島さん。それもそのはず、「パッカ」のハーブティーは、西洋ハーブ、そして古代インドの知恵であるアーユルヴェーダをもとに、ハーブが持つ力を最大限に引き出す方法を知り尽くしたハーバリストがブレンドしているのです。私も今から発売日が楽しみでなりません。
お話を伺った人:川島一恵さん
鍼灸マッサージ師。アーユルヴェーダヘルスコーディネーター。1999年スリランカの老舗AYVホテルに初滞在。滞在の効果と魅力を日本で伝え、AYV目的の旅を定着させた。著書に『アーユルヴェーダ治療院のデトックスレシピ』(共著)(KADOKAWA)、『たったひと口、オイルの力』(大和書房)がある。
※写真は、撮影場所にシャタバリを見つけて指さす川島さん。
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