それは、いま英国で最も注目されるアロマキャンドルとディフューザー「ケネス・ターナー フローラルクチュール」。先日、英国大使館で行われたローンチ記念のティーパーティで初体験したのですが、あくまでもナチュラルな、しかし絶妙なアッサンブラージュ(調合)。他にはないセンスを感じさせ、炎とともに心もふわりと揺さぶられる香りに驚き、和んだ午後でした。
英国のマスターフローリストが手がけるラグジュアリーアロマケネス・ターナーといえば、英国王室からも長く愛されてきた超一流のフローリスト。イギリス初の"セレブリティ・フローリスト"としてリスペクトされてきた彼が、その経験をもとに生み出したのがアロマキャンドルを中心とした香りのブランド「ケネス・ターナー フローラルクチュール」のコレクションでした。
最初のオリジナルフレグランス「シグニチャー」を発表したのは1986年。フラワーアレンジメントのフィールドにフルーツや森の木の葉や苔、流木など幅広い素材を持ち込んだ先駆者ターナーだけあって、「シグニチャー」の香りもオレンジやスイカズラの花をメインにウッドやスパイスが組み合わされて独特な個性を発揮。たちまち英国のアッパークラスから支持され、やがて欧米各国へ。そして、世紀を超えてようやく日本まで届けられたというわけです。
今や、フレグランスは6種類に。「シグニチャー」のほか、「セレブレーション」「ソワレ」「バブリー」「スピリット」「ミッドサマーナイト」という名のもとにアッサンブラージュされた香りたち。パーティ会場には、それぞれの香りにインスパイアされての"フローラルクチュール"(ケネスは自らのアレンジメント作品をこう呼ぶそう)が。
アフタヌーンティーを楽しんだ後、青空を見上げながらの香り体験はテラスに移動して。炎が揺らぐ度に漂い来る香り、これがもう心地よくて、全てのキャンドルからの香りを何度も堪能いたしました。自然由来を感じさせる香りが、木々に囲まれながらというシチュエーションをより一層魅力的に演出していました。
ちなみに、キャンドルが注がれているガラス製のフラワーベースもオリジナルで、キャンドルとして使用した後はもちろん花器として使って欲しいという実にフローリストらしい願いがそこに。
アロマキャンドルは「ポージーベースキャンドル」(燃焼時間最大50時間)、「ステムベースキャンドル」(燃焼時間最大95時間)、「ブーケベースキャンドル」(燃焼時間最大180時間)の3サイズ展開。
ポージーベースキャンドル / 6,480円(税込)、ステムベースキャンドル / 14,040円(税込)、ブーケベースキャンドル / 25,920円(税込)※写真はポージーベースキャンドル(シグネチャー)「ナチュラルラタン リードディフューザー」はアロマキャンドルと同じ6種類の香り。こちらも使用後のガラス容器をフラワーベースとして活用できます。
ナチュラルラタン リードディフューザー / 7,020円(税込)クリスマス限定のアロマキャンドル「ウィンターベリーズ」は、レッドベリー、ウンシュウミカン、シナモンなどを組み合わせた香り。「ポージーベースキャンドル」「ステムベースキャンドル」の2サイズ展開。クリスマス限定バージョンについては、日比谷花壇 日比谷公園店と日比谷花壇 リーガロイヤルホテル店のみで2018年1月31日までの販売です。
同じくクリスマス限定の「マスカレード」は、ブラックローズ、ブラックペッパー、ダークカシスがベース。こちらも「ポージーベースキャンドル」「ステムベースキャンドル」の2サイズ展開です。
上質なキャンドルだけにややお値段は張りますが、その価値はあり。クリスマスギフトとしても喜ばれるのではないでしょうか。もちろん、おねだりするもよし♪