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大雪の日からの過ごし方:上半身をほぐして、ヘアケアをしっかりと。真冬を心地よく過ごすコツ

2017/12/07 07:30 投稿

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いよいよ12月。冬の寒さも本格的になってきました。ギュッとちぢこまった体を、ほぐしていくことが、この時季の養生につながります。 暮らしに活かす二十四節気「大雪」の過ごし方

「大雪(たいせつ)」
・毎年12月7日頃
・太陽と地球の関係:255度

今日(2017年12月7日)は、二十四節気の「大雪」です。大雪とは、山々には雪が降って、冬景色になる頃。太平洋側では晴天が続きますが、風は冷たく、寒気が盛んになる時季です。都心でも北風が身にしみて、思わず「寒いっ!」と肩をすくめがちになるので、上半身がこわばりやすくなっています。首や肩のつけ根が詰まっているような、重だるいような感じがしているとしたら、それはある意味、体が自然のリズムと合っているということ。大雪の寒さに体がちゃんと反応しているわけです。

とはいえ、体がこわばっている状態は心地よくありませんから、「ほぐす」ことが大切です。まずは誰でもしている呼吸に意識を向けてみましょう。肩や背中が緊張していると感じたとき、息を深く吸ってから、口をすぼめるようにして息を長く吐きます。このとき、肩の力を抜くことを意識すると、上半身がリラックスしてとても楽になりますよ。

また、仕事中はトイレに行ったついでに首や肩をゆっくりと回したり、椅子に座ったままできるストレッチをおこなったりして、上半身のこわばりを少しずつほぐすようにしてみましょう。

真冬でもつややかな髪を目指してヘアケアを重視

立冬の記事にも書きましたが、ライフサイクルを四季で表すと、春は誕生、夏は成長、秋は成熟、冬は老化。冬はエイジングと深く関係していて、「衰え」を感じやすい季節です。肌や体力も当てはまりますが、髪の衰えも気になるところ。寒さによる血行不良や、空気の乾燥などにより、冬の髪は想像以上にダメージを受けやすくなっています。抜け毛や切れ毛などを防ぐためにも、この時季はヘアケアをしっかりとおこないましょう。バスタイムを活用して、頭皮マッサージやヘアマスクをすると◎。髪のコンディションがよくなると、気分まで上向きになりますよ。

雪の結晶モチーフが人気の理由

「大雪」という言葉から連想するのは、やはり「雪」ですよね。

毎年冬になると、雪の結晶を模したアクセサリーや、雪華模様があしらわれたファッションアイテム、小物類が店頭に並んでいるのを目にします。雪の結晶のモチーフは、根強い人気があるのでしょう。これは、日本人のDNAに秘密があるように感じます。

というのも、江戸時代から日本人は雪の結晶を図にした「雪華模様」が大好きなのです。火付け役となったのは、天保3年(1832年)に出版された自然科学の書『雪華図説』。雪の結晶を図で示した美しい雪華模様に江戸の庶民は魅了されたのだとか。そして、着物や羽織、手ぬぐい、印籠など、ありとあらゆるものに雪華模様があしらわれるようになり、当時の最新モードとして大流行したそうです。

私たちのルーツをさかのぼれば、雪華模様が大流行した時代を生きていた人が先祖として存在するはず。現代人が、雪の結晶のモチーフに心ひかれてしまうのは、必然といえるのかもしれません。

次に巡ってくる二十四節気は、「冬至(2017年12月22日)」です。

イラスト・カイフチエリ

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