できれば手間なく美味しい揚げ物を食べたいし、作りたい。そんな思いに答える「揚げない」のが美味しく作るコツなメンチカツレシピをFOODIEにて発見。驚きのコツが満載のレシピをご紹介です。
<材料>2人分
メンチカツの肉ダネ 2個
パン粉 適量
オリーブオイル 適量1.メンチカツの肉ダネにパン粉をつける。
2.冷たいフライパンにオリーブオイル、1を入れて火にかけ、低温でじっくり焼く。
「オリーブオイルはメンチカツの下1/4程度が浸っていればOKです。いきなり高温にしてしまうと中心部と温度差ができてしまい、なかなか中に火が通りません。フライパンが冷たいままの状態から入れましょう。温度の目安としては160℃ほど。オリーブオイルがゆっくり波打つ程度の見た目が温度の目安です」3.オリーブオイルに浮いたパン粉がキツネ色になったら裏返す。
「シュワシュワという静かな音を聞きながら、低温でじっくり揚げます。熱源に近いフライパンの中心部からときどき位置をずらしながら、周囲に浮いているパン粉が美味しそうなキツネ色になるのを目安に、裏返しましょう」4.表面にピンク色のたんぱく質が浮いてきたら火を止める。
<メンチカツ種の分量>
豚ひき肉 200g
玉ねぎ 約1/8個(みじん切りにしてオリーブオイルでソテーし、冷ましておく)
パン粉 大さじ3
牛乳 適量
卵液 大さじ1
塩、コショウ 適量<メンチカツ種の作り方>
1.玉ねぎを炒め、冷ましておく。
2.挽き肉(豚100%がおすすめ)に塩・コショウ、全卵を入れてよく練る。
3.牛乳で浸しておいたパン粉を2.に入れて混ぜ、最後に1.を入れて練る。
「塩は全体の0.8パーセント程度の分量が目安。すると、ほかに何も味を付けずとも、そのままで美味しいメンチカツに仕上がります」(FOODIEより引用)
メンチカツをあげるときはたっぷりの高温の油で、が基本だったのでこんな少ない油で? と心配してしまいますが、大丈夫。冷たい状態から入れてゆっくり加熱していくことで肉汁が全体に回りプリンプリンな仕上がりになるのだとか。
またびっくりなのがパン粉をじかにつけること。はがれてしまいそうですが高温で急に揚げないため表面のパン粉は離れないのだとか。じっくり調理することになるのでつきっきりが当たり前の揚げ物が他の料理と並行して作りやすくなりそう。焦らず作れるのがうれしいですね。
薄い衣のメンチカツは冷めてもおいしくいただけるのだそう。サンドイッチに挟んでみたりお弁当の主役にしたりと大活躍してくれます。食卓で揚げないメンチカツが定番になりそうな予感です。
[FOODIE]