毎年しみじみ思うのですが、アメリカのハロウィンはさすが本場だけあってハイクオリティー。普段NYで生活していると、ダイナーのパンケーキが顔より大きいうえに4枚重ねだったり、スクールバスが週に2度も大遅刻しても当たり前だったり、ある時は街灯が故障して庭の柵に漏電したりなども......。
日本では考えられないー、と驚いたり呆れたりすることが良くあるのですが、 NYのハロウィンを観ていると、そのアバウトさもプラスになっているというか、思い切り楽しむことが上手、そして創造力の高さ、自由さなど惚れ惚れするくらいで本当に感心してしまいます。
あぁ、今回は言葉で説明するよりも写真をたくさん紹介した方が面白いし、伝わりやすそうです。秋になると街のあちこちに期間限定でハロウィン向けのショップも出来るので、値段も手頃で簡単にコスチュームを手に入れられるのですが、結構ダンボールや古着、廃品などを上手に使って手作りする人も意外に沢山いて、それがすごく面白いのです。
壊れた傘に綿と電飾、ビーズをつけて雨雲を作ったり、壊れた初期のアップルのPCを頭に被ったり。それから普通の民家のデコレーションも、まるで遊園地のお化け屋敷!? と思うくらい凝っていて、ちょっと子供に見せていいのかと心配になるくらいオドロオドロしいものも。
この写真はどれも我が家の近所を練り歩いて撮ったものばかりなのに、コスチュームもデコレーションも良く出来ているなぁと思います。きっとリサーチしたら、もっと特別凝った地区もありそう。
毎年、娘のコスチュームやTrick or Treatの準備、パレートの後のディナーの仕込んだり、本番はこんな風に撮影に夢中なので、自分自身はなかなか仮装出来ないのですが、来年あたり、家族でテーマを考えて工作してみるのもいいかもしれません。
子供も大人も一緒になって大笑いして楽しむアメリカのハロウィン、やっぱり最高です。