食べたことがない方は、美味しいの!?と疑っていらっしゃるかもしれません。メーカーによって味の違いはありますが、わたしが試したものはどれも、美味くいただけました。大豆特有の匂いを感じることもなく、マヨネーズ同様のなめらかな舌触りとさわやかなお酢の風味、コクがあるのに後味すっきり。いつものマヨネーズの代わりに使える便利なVegan調味料です。
そんな「豆乳マヨネーズ」、普通のマヨネーズに比べて少し高価......でも実は、お家で簡単に手作りできるんです。好みの豆乳・オイル・お酢を使って「マイ豆乳マヨ」を作ってみませんか?
基本の豆乳マヨネーズの作り方<材料>(2人分)
・無調整豆乳(冷えたもの) 100ml
・塩 1.5~2g
・好みのオイル(米油など) 100ml
・好みの酢(無添加のもの。米酢など) 30ml
・メープルシロップ 小さじ1と1/2
<作り方>
(1)豆乳と酢を冷蔵庫で冷やしておく。(できればミキサーも冷やす)
(2)ミキサーによく冷えた豆乳と塩を入れて混ぜ、油を少しずつ数回に分けて加えながら、よく混ぜる。
(3)ミキサーを回しながら酢をゆっくりと糸のように流し入れ、すべて加えたらそのまま3~5分、断続的にミキサーを回し続けると、もったり固まってくる。最後にメープルシロップを加えてよく混ぜたら完成。
冷蔵庫で1週間〜10日は日持ちしますが、あっという間に使い切ってしまうかも!
マスタードをプラスして、ポテトサラダに基本の豆乳マヨネーズにマスタードをプラスして、じゃがいも、たまねぎ、人参があればあっという間にVeganポテトサラダのできあがり。
揚げ物と豆乳マヨでお手軽ヴィーガンサンドマヨネーズ同様、サンドイッチにもぴったりです。お好みのパンに豆乳マヨを塗って、残り物のハッシュポテトをはさんだら、お手軽なVeganサンドに。これ、おいしいんです。さっぱり豆乳マヨと揚げ物の相性ときたら!
一度食べれば、きっと常備したくなる豆乳マヨネーズ。気軽においしく、TOKYO VEGAN LIFEを!
Vegan(ヴィーガン)とは、完全菜食。動物性ものを一切使わないライフスタイルや、そのような食事のことをさす言葉。
本連載『TOKYO VEGAN』では、おうちでつくれるVeganレシピのほか、おいしい野菜や調味料、世界のVegan事情についてなどをゆるゆると綴っていきます。
次回は、まるでバター!?「マカダミアナッツ」の秘密の活用法をご紹介します。ほんとは秘密のままにしたいけれど......美味しいからお裾分け! お楽しみに。
Profile:大皿彩子 Saiko OhsaraAlaska zwei 店主 / 株式会社さいころ食堂 代表
"おいしい企画"専門のフードプランナー。VeganカフェAlaska zweiの運営のほか、食に関わるブランドプロデュース、レシピ開発、空間コーディネート、イベントのトータルコーディネート等を行う。saikolo.jp