たとえば今の季節なら、ミントを使い、その爽やかなアロマで涼を楽しむのもすてき。またゼラニウムを窓辺に吊るせば、虫よけにもなります。そして笹を加えれば、七夕気分にも。ちなみに2017年の伝統的七夕は8月28日です。
こうしてアレンジを考えるひとときも良いものですが、そもそもの作り方を知っていないとはじめられません。
そこでぜひ参考にしたいのが、『花の壁飾り スワッグの作り方』(誠文堂新光社 編)です。
ドライになっても緩まない束ね方まず一番知りたいのは、ドライになっても崩れない束ねかたです。麻ひもで縛るだけという人も多いけど、ドライになった茎が細くなり、スルっと抜けてしまうのが心配でした。ですがこの本では、まず輪ゴムを使うようです。
すべてを束ねたら、茎の足元を輪ゴムでしっかり縛る。ここが緩いとスワッグが崩れてしまうのでしっかりと。
(『花の壁飾り スワッグの作り方』P98より引用)
そのうえでさらにスワッグの裏側を持ち、ロープを巻いていくようです。
根元から輪ゴムの下部分にロープをかけて輪を作る。
輪を左手の親指でおさえながら、茎の先端に向かってロープをきれいに巻き上げていく。
(『花の壁飾り スワッグの作り方』P98より引用)
その後はロープの先を、あらかじめ作っておいた輪に上から通し、ロープをグイっと引いて締めるのだとか。このようにしっかりと束ねれば、ドライになっても緩む心配はなさそうです。
本もすてきなインテリアになるこのように基本の作り方も写真つきで解説してくれているので、わかりやすいのがうれしいですね。もちろん作り方だけでなく、さまざまなアレンジの方法も提案してくれているのですが、そのページをめくるたびに、ため息が出るくらいにセンスあふれる写真が載っているのも魅力。まさに本そのものも、飾りたくなるような一冊です。
見てためになる、飾ってインテリアにもなる。美しい『花の壁飾り スワッグの作り方』。書店はもちろん、Amazon、楽天ブックなどのネット販売からでも購入可能です。
[『花の壁飾り スワッグの作り方』]
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