マンゴーには、ビタミンCやビタミンA、食物繊維、葉酸、ベータカロチンが豊富に含まれており、スーパーフルーツとして近年注目されています。マンゴーのシーズンは、基本的に5月から10月くらいまでで、6月から7月にピークをむかえ、この時期は、ファーマーズマーケットが甘い香りに包まれます。
ハワイで一番多いのは、アップルマンゴーの「ヘイデン」という品種。これは実が大きく、甘味が強くて、繊維質が少ないのが特徴。ちなみに、日本で主に生産されているアーウィン種も、アップルマンゴーのひとつです。その他、ラポザやピリーなども人気品種。ハワイにはなんと60種以上のマンゴーがあり、ハワイで作られた独自の品種もたくさんあります。いろんな種類を食べ比べてみるのも楽しいものです。(ただし、アレルギー反応が出る場合もあるので、マンゴー未体験の方はご注意を。)
マンゴーをおいしく食べるには?マンゴーは追熟が必要なので、購入後は常温で数日保存します。表面が白く粉をふいたような状態になり、しっとりとつやが出てきたら食べごろのサイン。冷蔵庫で冷やして頂きましょう。
フレッシュマンゴーのほか、ジャムやバター、マーマレード、アイスクリーム、スムージーなど、ハワイにはマンゴーフレイバーのものがたくさんあります。なかでも、人気があるのが、ハワイの家庭の味「青いマンゴーのピクルス」。これは、熟していない小ぶりな青いマンゴーをピクルス液で漬けたもので強烈な酸味と甘みと、独特の歯ごたえが特徴。
家庭によってさまざまなレシピがあり、日本の梅干しのような存在です。時期は短く、3月から4月くらい。ファーマーズマーケットや路上販売で購入できます。
ハワイでは庭木としても人気があるマンゴー。30メートル越えの巨木になるので、強烈な西日を避けるために、家の西側に植える家が多いのだそうです。
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