身長・体重からプロフィールまで。
まずは基本データから!
1979年4月19日 の38歳。
身長:168センチ
体重:55キロ
B:86センチ、W:58センチ、H:86センチ
女優の母ゴールディ・ホーンと歌手のビル・ハドソンとの間に生まれるが、ケイトが1歳半のときに両親は離婚。母は俳優のカート・ラッセルと同棲を始める。カート・ラッセルは実父ではないものの、ケイトはカートを父親として公表しています。そんな華やかなカップルに育てられたケイトも、両親と同じく女優の道を進み、19歳のときに映画デビュー。『200本のたばこ』(98)の演技が話題を集め、『あの頃ペニー・レインと』(00)でアカデミー賞の助演女優賞にノミネートされてあっという間にスターダムへ。
恋多き女優としても知られ、バンド「ブラック・クロウズ」のクリス・ロビンソンとの間に誕生した長男ライダー君(13歳)、バンド「ミューズ」のマシュー・ベラミーとの間に誕生した二男ビンガム君(5歳)の母でもあリます。現在はバンド「チーフ」のダニー・フジカワと交際中。
身をもってワークアウトの大切さを学び、
フィットネスブランドも設立!
ハリウッド女優はスタイル作りも仕事の一貫。スリムなフィギュアを保たなければいけない。もちろんケイトも他のセレブ同様、健康とスタイル維持のため20代に入ってすぐにヨガ&ピラティスを開始。以来15年にわたり、同じトレーナーのもとでエクササイズを続けています。そして、そんなピラティスとヨガに加え、ランニングやハイキングなどの運動のおかげで、第二子児出産後約30キロに及ぶ減量に成功しています。
2011年6月4日 長男を出産直前
2012年8月 ベネチア国際映画祭にて
このダイエットの成功に自信を得たのと、もともとスキューバのラインセスを持つなどアクティブだったケイトは、2013年にフィットネスブランド「Fabletics」をローンチ。ヨガウエアからスタートしたブランドは瞬く間にビッグビジネスとなり、今年に入ってこれまで取り扱ってこなかったプラスサイズの商品も展開するなどラインを拡大。ますます成長を遂げています。
ライフスタイルサイト、Refinery29の取材でケイトは、「(フィットネスウェアの)デザインに関しては、私もかなり本格的にかかわっているの。15名のデザインチームで、すべてのアイテムに全力投球しているわ」と語っています。
もちろんそんなケイト自身も日々のワークアウトに自身のウェアを愛用(詳しいワークアウトプロジェクトは後編で紹介)。ワークアウトは形から入るのも大事なので、ケイトのようにお気に入りのウェアを探すのも良さそう。
踊りもスタイルも完ぺき!Fableticsさん(@fabletics)がシェアした投稿 - 2017 5月 16 10:11午前 PDT
TVドラマ『glee/グリー』出演で
磨きあがられたボディを披露。
ケイトのアスリートボディが本物だと証明することになったのが、人気TVドラマ『glee/グリー』の出演。二男出産後1年足らずとは思えない引き締まったボディで、ダンスインストラクターのカサンドラ役を好演。2012年~2013年にかけて計5回出演して、大きな注目と話題をさらいました。
もともと母ゴールディ・ホーンはダンサー、父のカート・ラッセルは野球の選手、弟はホッケー選手で、ケイト自身もサッカーとダンスをやっていたというスポーツ一家。休暇には家族でスキーに出かけるなどしていたため、『glee/グリー』でのダンスはまったく苦はなく楽しい経験だったという。
ちなみに、そんなケイトにもどうしてもやめられない、根拠が曖昧な健康神話があるといいます。それはクレンジング(ボディ・デトックス)。かつて米ファッション誌に「実はクレンジングを信じているの。10日以上はやりすぎだと思うけど、短期クレンジングはいい気がしている」とのこと。そんなクレンジング神話を今も信じているようで、インスタグラムにもスープクレンジグの様子をアップしています。
Kate Hudsonさん(@katehudson)がシェアした投稿 - 2017 1月 23 9:07午前 PST
ダイエットを左右するカギ。
ケイトが実践する4つのシンプル・ルール。
ヘルシーなボディをキープするためには運動と食事のバランスが鍵。そんな食材&食事法に関してケイトは一過言あり。以前はとにかく「低脂肪」という言葉に反応し、「低脂肪」「脂肪分ゼロ」のものばかりを購入して食べていたそうです。しかしこれらのものには想像以上に塩や砂糖が使われており、健康的なボディ作りには逆効果。体は栄養分を求めるため、疲れやすくなり、せっかく行う運動も非効率的になるのだという。そこでケイトは「低脂肪」「脂肪分ゼロ」の呪縛から自分を解放。食べ物に関して現在は、以下の4つのシンプルなルールを化しているようです。
① できるだけ多種の新鮮なフルーツや野菜を、毎食、あるいはおやつに食すこと。
② 白米やベーグルのようなでんぷん質の炭水化物は避け、よりタンパク質を多く含む全粒粉やレンズ豆などの豆類を食すこと。
③ 肉を食べる際は赤身の肉を。ただし、動物性タンパク質(特に赤身肉)は酸性物質のため、体に炎症が起こることもあるので頻繁には食さないように。
④ 加工品は食さない。
食べていいもの、悪いもの。ケイトが実際に口にしているもの
またそのポーションは⁉
ここでは実際にケイトが著書『PRETTY HAPPY Healthy Ways to Love Your Body』で公表している「いい食材リスト」から、どんな食材がいいのかを一例をご紹介。
★良い炭水化物
アーティチョーク、アスパラガス、ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、セロリ、キュウリ、レタス、ピーマン、ホウレンソウ、トマト、ズッキーニ、キヌア、サツマイモほか。
★フルーツ
リンゴ、ベリー類、ココナッツ、いちじく、グレープフルーツ、キウイ、レモン、桃、梨、ライム、プラム、ほか
★全粒粉
大麦、ブラウンor 野生米、ブルグア(麦を反茹でにして砕き乾燥させたもの。トルコ地方の常食)、マルチグランシリアル、
★プロテイン
ビーフ・テンダーロイン、イカ、鶏むね肉、アワビ
ケイトはこれらの食べ物を中心に1日3食とおやつを食べています。
ある日の例)
朝食:アボガド半分、グレープフルーツ半分、固ゆで玉子2個
昼食:グリルドチキンとフェタチーズのサラダ
軽食:ハマス&セロリスティック
夕食:蒸し魚、ブロッコリー&豆
ただフルーツや野菜だからと言って食べ過ぎてはダメ。フルーツには果糖が大量に含まれているので要注意。また、夜に友人とナイトアウトなんていう日は、夜好きなものを食べる代わりに、ランチはグリーンスムージー1杯にするなど、バランスをとっているそうです。
後編では、ワークアウトプロジェクトを中心にご紹介します。
文/柴崎里絵子
Photo by Getty Images