それは、吉田昌生さんの著書『3分間マインドフルネス ~自分をアップデートする28の習慣~』(学研プラス)。本書では「3分間でわかる・できるマインドフルネス」が紹介されています。
吉田昌生『3分間マインドフルネス ~自分をアップデートする28の習慣~』/ 1,200円(税別)吉田さん曰く、「疲労が蓄積して頭がボーッとしている状態(マインドレスネス)から、呼吸を整えてパワーを充電する状態(マインドフルネス)に切り替えることが大切」。つまり瞑想を行うことで、脳を休息させ、心と体を整えることができるようです。
生活のなかに取り込める瞑想法「瞑想」と聞くと、仰々しく構えてしまいがちですが、姿勢を整え、「いま、この瞬間」の呼吸に意識を集中するだけ。実際は、歩行中、仕事中、いつでも、どこでもできる手軽さ。例えば「動く瞑想」は、歩きながら、歯を磨きながら、など、日常のあらゆる「動く」シーンで行える万能方法。動いている時、骨、筋肉、関節、血液の流れといった体の動きに注意を向けるだけでOK。これを毎日1分からはじめて、慣れてきたら3分まで伸ばす......というように、はじめから3分を目指さずとも、徐々に時間を増やす気楽さでいいのだとか。この「動く瞑想」は、グーグル社の社員研修でも使われているそうで、ほかにも、自然を感じる「ゆらぎ瞑想」、脳内の情報を整理するのに適した「歩く瞑想」など、すぐに実践できる方法がたくさん紹介されています。
この原稿を書きながら、考えが散漫になってきたので、試しに両肩を回しながら「動く瞑想」を30秒ほどやってみました。すると明らかに、自分でもわかるほど、パソコンの文字を打ち込むスピードが速くなったと実感。まずはいますぐ、1分からはじめる瞑想法にチャレンジしてみてはいかがですか?
[3分間マインドフルネス ~自分をアップデートする28の習慣~]
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