どうしてか分からないけれど、なんだかいつも周囲から助けられて、とても楽に物事をこなしている......人に囲まれて、いつも輪の中心で大切にされている。そんな女性っていますよね。特に媚びているわけではないのに、でもなんだか助けられている。
それは、彼女達が「周囲に助けてもらえる秘訣」を発揮しているからです。今回は、スムーズに助けてもらえる人がしている3つのコツについて、お伝えさせていただきますね。
助けてもらいたいポイントが明確まず、助けてもらえる人がしているコツのひとつが、「助けてもらいたいポイントが明確だ」ということです。たとえば、仕事で困っている時、「この仕事が終わらないから、○○に××して、こんなふうに動いてくれると助かります」と答えが明確に分かっていると、それを聴いた相手も分かりやすいですよね。でも、「もうパニックになって、助けてもらいたいけれど、どうしていいかわからない......」そんなふうにただ感情に振り回されていると、周囲もどう助けていいかわからず、困るしかない。話を聴いてなだめたり、カウンセラー代わりのことはできるけれど、それ以上のことは踏み込めない......状態になってしまうのです。
ですので、助けてもらいたい時は、ただ感情的になるのではなく、「ここをこう手助けして欲しい」と出口を明確にしておくことが大切です。特に、不安になって感情をぶつけてしまうと、それだけで相手が引いてしまいますから要注意。あくまで冷静に、「これをやって欲しい」とお願いするように心がけてみてください。
同時に、お願いするときに重要なポイントは、「あくまで相手が助けるのは自由であって、絶対ではない」ということを示しておくということです。どうしても助けをお願いするとき、こちらの期待が大きすぎて、「絶対にやってほしい」という気持ちが出てきがちですね。しかし、こんなふうに「絶対ね」とされてしまうと、相手も忙しいのに断れなかったりして、「自分のことばかりでわがまま」と言われてしまう可能性もあります。
そうならないためにも、あくまで「相手は断ってもいい、でももし可能であれば、手伝ってくれるとありがたい」というニュアンスを伝えると、わがままだとは想われなくなります。このように、相手に猶予を与えるかどうかで、同じことをするのでも印象ががらっと変わってしまうのです。
最後に大切なことが、「相手を信頼している」ということ。助けてもらえる人は、普段から周囲の人に対して強い信頼を持っています。「できると思っているからこそ頼んでいる」というように、信頼がベースにあると、相手にもそれが伝わりますから、「それなら!」と力になってくれやすいのです。
しかし、普段そんなに関わりもないし、信頼もしていないのに、いざというときだけ手伝ってよ!となると、まるで下働きさせられているような気持ちになってしまうのが人間というもの。
頼むベースに、「単にやってくれるだけの人」なのか、「信頼できるからお任せしたい」のか、その気持ちがあるかどうかで捉え方も、「いいよ」と言ってもらう確率も断然変わってくるのです。
こうして自分の気持ちに寄り添いながら、いつも助け合える関係性をつくっていってくださいね。
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