よく話を聞くことはコミュニケーションを円滑にするためにとっても大切。でもたまにこちらが話終わらないのに合いの手が入るときや、多めのうなずきに少し違和感を感じることも。そんなときは相手は急いでいたり、退屈していたのかも......などいろいろ考えてしまいます。 うなずきパターンで心理を読む

では話すときにどうすれば、うまく相手に伝えることができるのでしょうか。作家で心理学者の晴香葉子(はるか・ようこ)さんによると、うなずくタイミングやパターンで相手の心理を読むことができるのだそうです。代表的な3つのパターンはこちら。

1.話の切れ目や同意を求めるときにうなずく

誰もがご存知のことだと思いますが、相手に対して「同意」を示しています。さらに、相手の考えが「理解」できたときにも見られます。

2.話の切れ目に関係なくうなずく

話の途中でよくうなずくのは、「無関心」「退屈」など心の表れです。「うん、うん」といった、短く細かいうなずきが頻繁に続いたときは、話を早く切り上げたい、本題に早く入って欲しいときなどによく見られます。

3.自分が話した内容に対して、自分でうなずく

自信家と心配性の人、両極端の人に多いうなずき方です。
自信家の場合は、自分の話したことを脳で再認識して、もっともだと自分で思ったときは、大きくうなずくこともあります。
「〇〇でね(うなずく)、そのあとに(うなずく)」など、話の途中で何度もうなずいているときは、自信がなかったり、味方になってほしい、寄り添って欲しい、同意してほしいと思っている傾向があります。

私も話が長い、つまらないというほか、いそいでいるときにはどうしても短く軽めのうなずきをしがちになります。はっきりとはわからなくても、気持ちってなんとなく伝わってしまうもののようです。

そんなサインや、相手の性格に気がついたら話のバトンを渡したり、話題を変えてみる、相手と同じようなテンションに持っていく、など柔軟に対応していくことが大切なよう。うなずくことは、会話のストレスを低減し、好感度が上がるなどの心理効果があるそう。
効果的に使うことでスムーズな人間関係を築いていきたいものです。

ライフハッカー(日本語版)

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