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乙女カルチャーの原点。中原淳一生誕100周年展が開催中!

2013/02/16 00:31 投稿

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独特なタッチのイラストこのイラスト。一度は目にしたことがある人も多いはず。美輪明宏さんの本の装丁などで有名なこの絵を描いたのは中原淳一氏。

雑誌編集者をはじめファッションデザイナー、人形作家、インテリアデザイナー、イラストレーターなど多彩な分野で活躍した中原淳一氏。彼の生きた時代は、敗戦のショックに打ちのめされていた頃。そんな時代に、若い女性の憧れや装いを提唱し続けることで、当時の少女たちに夢を与えていたのでした。また、「美しく生きるため」の暮らしやファッションなどの指針を示し、そんな彼の想いは、現代でも大人気。

今年は、彼の生誕100周年を記念した、巡回展「生誕100周年 中原淳一展」が開催中です。戦後自らの雑誌「それいゆ」「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」の展示を見ていると、レトロな世界にどっぷりはまることができ、忘れかけていた乙女心がムクムク顔を出してきます。また、中原氏の時を超えて色褪せないファッション画やライフスタイルの提案など、現代への影響にも驚かされます。

そして、今回注目が集まっているのは、ファッションデザイナー丸山敬太氏が中原氏のイラストから再現・制作したドレス。シンデレラがこの2つのシーンで着ているドレスをミックスし、丸山敬太氏の手で産み出されたドレスはゴージャスで愛らしく、話題を呼んでいます。

時代が変わっても尚支持される中原淳一氏の世界。どんな時代であっても美しく生きることの大切さ、を思い出す素敵な展覧会です。

生誕100周年 中原淳一展
・東京会場:2月6日 ~ 2月18日 日本橋三越
・横浜会場:6月1日 ~ 7月15日 そごう美術館
・大阪会場:7月24日 ~ 8月5日 阪急うめだ本店
・愛知会場:9月14日 ~ 11月3日 刈谷市美術館(予定)
※以降、巡回予定
主催:各開催会場 / 朝日新聞社
監修:ひまわりや

<東京会場詳細>
会期:2/6(水)~2/18(月)
会場:日本橋三越本店(最寄り駅:東京メトロ 三越前駅)
開館時間:10時~18時30分(19時閉場)、最終日は17時まで(17時30分閉場)
入館料:一般・大学生800円、高校・中学生600円、小学生以下無料
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL:03(3241)3311

中原淳一 公式ホームページ

(マイロハス編集部/篠田)

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