それは、1858年にドイツのバイエルン州プーリン市で創業した、150年の歴史ある「マリエン薬局」のメディカルハーブティー。昔はこの地域で薬といえば、ハーブなどの薬草が原料の自然薬。日頃の健康を維持するためにハーブティーを飲む習慣が根付き、マリエン薬局にも様々なお茶のレシピが伝えられてきたそうです。
左下の「A」のマークは、医薬品品質の証。
現代医療とともに自然療法の伝統が根付くドイツでは、政府がメディカルハーブを医薬品として認め、薬効を保証しているそう。どのハーブを組み合わせれば効能が高まるか、どんな配合が飲みやすく香りがいいか、マリエン薬局でも専門家が研究を重ねてきたといいます。そんなメディカルハーブをお茶として味わうことで、鼻腔や喉からも蒸気が吸収され、体中にハーブの成分が行き届くのです。
すり鉢で葉をすりつぶして私は、ラズベリーリーフ、アンゼリカ、レディースマントルなどを13種類のハーブを配合し、女性のホルモンバランスを整える「ウーマンブレンド」を購入。妊娠中の友人のため「マタニティブレンド」も同時に取り寄せしました。
茶葉が美しいのでガラスのポットで。袋から葉を出すと、ハーブの形状がそのまま残り、しばし目で見て楽しみました。それから有効成分がより抽出されるようにすり鉢で葉をすりつぶしてお湯を注ぎ、5~10分蒸らしてからいただきます。
ドイツから届くので多少値は張るものの、健やかに日々を過ごせるなら。数日に一度はおやつの時間に甘いものを抜いて、このハーブティーをしみじみ味わうこの冬です。
[マリエン薬局]
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