今回は、冬の乾燥肌ケアに欠かせない栄養素について。
乾燥肌ケアは外側からだけでは足りないホリデーシーズンが近づいてきました。澄み渡った夜の空気にきらめくイルミネーションの光に、心もウキウキとしてきます。そんな一方で気になるのが乾燥。頬に当たる空気が次第に乾いてきているのを実感します。
乾燥肌のケア方法としては、クリームやオイルを塗って保湿するというのが一般的ですが、ズボラな私は、こってりしたクリームやパックなどのお手入れが続かず......。そこでとりいれているのがからだの中からの栄養ケアです。肌トラブルが起こるのは外的要因だけでありません。皮ふは内臓の鏡といわれるように、体内での栄養不足が「乾燥」という形で、肌に現れているのかもしれません。
肌づくりのために重要な栄養素は?通常、肌の表面には皮脂膜があり、外からの刺激から肌を守ったり、肌のうるおいを保っています。この皮脂膜の成分の約4割がタンパク質。肌細胞の材料であることも、言うまでもありません。
さらにみずみずしい肌のためには、ターンオーバーをスムーズに行うようにするのもポイントです。ここで必要なのが亜鉛とビタミンA、ビタミンD。肌細胞が一つから二つに分裂する際に円滑に行えるようにしたり、角化を調整してくれます。
卵とチーズをたっぷり使ったオムレツを食卓へタンパク質、亜鉛、ビタミンA、ビタミンD。これらの栄養素を含む食材といえば、卵や肉、鮭、チーズなどが挙げられます。私の場合、食材を意識するほか、卵とチーズをたっぷり使ったオムレツをよく作っています。このおかげもあってか、いまは夏と同じスキンケアでも乾燥に悩まずにすんでいるほか、全身のカサカサが気にならなくなったのもうれしい誤算です。
肌の調子がいいと、忙しい日々も気分よくいられるもの。この冬も、栄養補給から考える美肌ケアでおいしく楽しく乗りきっていきたいと思っています。
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