そして家主はうちの母、というからまさしく「おばあの家」ですね。リノベーション真っ最中の倉庫の屋上にやってきた木の家。搬入方法を事前に聞いてはいたものの、実際に目の当たりにすると驚きです。なかなかの見もの、気がつけばギャラリーが。
イケイケのトラックの荷台に乗って、はるばるたどり着いたのはいいですが、なんせ道が狭くて切り返しの連続。見ているこちらが電柱に当たらないか、塀をこすらないかとハラハラドキドキ。でもさすがのドラテクと必須だろう強引さ? で、見事にクリア。大型のクレーンで家を持ち上げて、あらかじめ基礎を打っておいた場所にギュイーン、カチャンと設置されました。瞬間、思わず拍手が!
まだ母がやってくるのは先なので、とりあえず私たちがここに住んで、住みながら倉庫を直すことに。直す工程を考えると、気がとーおくなることもしばしばありますが、まぁ、コツコツやり続ければいつかは完成する。当たり前ですが、大事なポイントです(笑)
つい先日、鳥取の大山でやはりセルフビルドで建築しているという「HUT」の二人と、沖縄で会う機会がありました。彼らも試行錯誤しながら居場所を作っており、木材や建築資材のことで情報交換。なんと、スウェーデンのテントの骨組みを模して家を作ったそう。なるほどなぁ。そして同じく、ペースはゆっくりだそう。どうしても考えながらの作業なので、すいすーいとはいかないのです。それにむしろ、考えるのがたのしいんですけどね。
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