今季のランウェイで多くみられる「ブラレット」。ワイヤーの入っていない、プッシュアップ効果もない、着心地のとても良いトップスの事を指したものです。このトレンドからは、大きさがバストの全てではないことを物語っているような気がします。 欲しいのは、気分をあげてくれるランジェリー

ブラレットは一言でいえば、本当におしゃれな「魅せブラ」の代表格といったところ。本来のブラジャーの役目でもある胸をホールドさせるために「つける」のではなく、むしろ通常のトップス感覚で「着る」のです。素材はもちろんの事、特徴的なのはブラのヒモが一風変わっているところ。いまの時期であれば、セーターからすこし見せるのかえっておしゃれな肩紐が目立ちます。

Hunkemöllerさん(@hunkemoller)が投稿した写真 - 2016 11月 4 3:53午前 PDT

ブラレットの多くは繊細なレース使いがされたもの

CABANAさん(@cabananewyork)が投稿した写真 - 2016 11月 5 8:12午前 PDT

シルクなどの素材にこだわれば、女っぷりもよりあがる

Sokoloff Lingerieさん(@sokolofflingerie)が投稿した写真 - 2016 11月 5 7:02午前 PDT

女性らしい色使いとやわらか素材。ストレスフリーだから、肩こりともきっと無縁

Bralette บราลูกไม้ Lacebraさん(@lacebra189)が投稿した写真 - 2016 11月 5 5:33午前 PDT

上下バイカラ―がおしゃれ

大きなバストは誰のもの?

女性の象徴とも言われるバスト。体つきがスラリと華奢な人、スポーツをしている筋肉質の人、もともとグラマラス体形の女性と、胸の大きさも形も千差万別なわけです。いままでのトレンドといえば、流れてしまった胸を寄せるべく、寝ている間にケアできる「夜ブラ」や、ビクトリアズ・シークレットばりの、美しく大きく盛られた胸でした。

しかしブラレットはむしろ、「完璧でない美しさ」を反映しているかのよう。人にどう見られるかよりも、自分がどう感じるか。自分のボディーに心地よさを感じるかどうかを重要視する女性が増えてきたのだと思います。自分の着たいものを好きなように、自由に表現したい世代。だからこそこのようなブラレットが受け入れられてきたのかもしれません。

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