人が集まる女性の特徴のひとつとして、愛想の良さが挙げられる。自分の好きな人だけに愛想よく振る舞えばいいのか? 確かにコスパから考えると賢い戦略かもしれないが、決してそうではない。
30歳 キラキラ系会社員 よしこちゃん(仮名)の場合よしこちゃんは友達が主催した合コンで知り合った後、たまたま2人で食事にいった女性だ。見た目は会社員にしては露出が多めで、男性からすると、若干目のやり場に困るような容姿。ただ、第一印象、モテるかというと少し違う気がした。正直、彼女とファッションが似合ってなかったからだ。ただ、2人で食事に行ったときに、僕としてほっとけない彼女の良さを見つけることができた。
それは、食事に行った場所の店員さんに対して、サービスを受けるたびに「ありがとうございます」と笑顔で言っていたこと。そして、お店を出るときにも店の店主に「ごちそうさまでした」と、また笑顔でお礼をしたことだ。
観察結果「意外と男性は見てる他人への気遣い」誰しも小さいころから「ありがとう」「ごちそうさまでした」などの感謝の言葉を、しつけとして親から教えられるものだ。それが、だんだん大人になるにつれて言えなくなってくる人が多い。よしこちゃんは常に感謝の気持ちをもっている感じが素敵だし、それを言葉としてちゃんと言えるところがなお良いと思った。
じつは、他人への気遣いは意外と男性が見ているポイント。もちろん、こちらがお金を払っているからサービスしてもらって当たり前というところはあるが、サービスしてもらったことに対する感謝の気持ちをもつ姿勢を見につけてほしい。自分の前ではすごく愛想がいいが、店員さんやタクシーの運転手さんに、人が変わったみたいに横柄になる人、これは最悪だ。これは女性より男性に多く見られる傾向だが、それがきっとその人の本性である。
本当にコミュニケーション能力が高い人は視野が広く、自分が好きな人に限らずその周りに対しても気遣いができる人である。特に男性と2人で食事に行った際はぜひ実践してほしい。「ごちそうさま」はおごってくれた男性だけでなく、美味しい食事とサービスを提供してくれたお店の人にまでさらっと笑顔で言うこと。ただそれだけで、男性からのサブリミナルポイントはあがるのだ。